日本買い!「日本の価格は白菜価格に見える」安い物価、近い距離、食事・学費は中国の半分以下! | たまきちのブログ

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2006年元旦 ピンクとブルーの巴にくるくる輝くお日様を見ました。

 

 

抜群なロケーションにある残念なホテル

2015~2016年に起きた爆買いブームの頃、地方出張が多い日本人の友人は

「(中国人観光客のせいで)明らかにホテルの予約が取りにくくなった」とこぼしていた。 

受験シーズンの2月、東京都内のビジネスホテルの予約が、春節で来日する中国人にすべて押さえられてしまい、受験生が近隣の県まで足を延ばさないと予約できないということもあった。

 その日本人の友人が名古屋のビジネスホテルに宿泊したとき、朝食で利用するレストランやロビーの飾りつけなどがすべて真っ赤で、中国語の垂れ幕もあり、中国人観光客仕様になっていたという。

 朝食のバイキングは、早朝に観光バスで出発する中国人が優先で日本人は後回し、大浴場の浴槽の中にスリッパがプカプカ浮いていた(当時、日本の大浴場の入り方を知らない中国人がいた)といって、憤っていた。

 ある中国人は、22年の夏、友人から誘われて山梨県の山中湖付近にあるホテルを訪れた際の体験を話してくれた。 

「知り合いが予約してくれた1泊8000円くらいの安いホテルに泊まりました。

驚くことに、シングルルームの室内にトイレもバスルームもない。

どうやら、もともと日本企業の研修所か保養所だったところを改造してビジネスホテルにしたらしいのです。

部屋が質素なのは構いませんが、メンテナンスが行き届いていなかった。

私は8000円の価値すらないと思いました。

 ロビーから雄大な富士山が見える絶好の場所にあるのに、大きな窓ガラスが汚れ、部屋の隅や棚にはホコリもたまっていたのです。

私は『ここはきっと中国人経営のホテルに違いない』と確信しました。

あとで確認してみると確かにその通り。

私自身も中国人ですが、こういう残念な経営をしているホテルを見ると、とても悲しい気持ちになります。 

買収した中国人が、あまり修繕に手をかけず、ただ安いビジネスホテルとして運営している。

おそらく経営者自身はそこに泊まることはないでしょう。

ただの投資として買収しただけかもしれませんが、こういう無責任な行為こそ、日本の観光地の評判を落とすことにつながると感じました。 

これが日本のビジネスホテルのスタンダードだと彼ら(中国人の団体観光客)に思われるのは残念だし、彼らの日本の印象も悪くなると思いました。

もちろん、ここに泊まる日本人だって、嫌な気分になるでしょう。

日本人は詳しい事情はわからないかもしれませんが、中には、ここが中国系の資本になったから質が落ちたのだと屈辱を覚える人もいるのではないでしょうか」