まるぞうさんの備忘録より

 

地方に住んでいる義理の母が免許を

返上しました。
母は車で5分ほどの駅前スーパーと

10分ほどの会員制プールに通うのに

車を使っていましたが、ご近所から

常に「まだ車に乗っているの?」と

言われるのが気になるので、免許を

返上する。ということでした。

車がないので、車で毎日通っていた

会員制プールはもう辞めるそうです。
母は膝が悪く、歩くのがおっくうで

特に下り坂は辛いと言っていました。

車で毎日プールに通って膝腰に負担を

かけずに運動が出来ていました。

しかし、唯一の運動のプール通いを

止めると義母の運動量の減ることが

心配でした。

駅前のスーパーは私の足で12,3分。

途中すごく急な坂のアップダウンが

あります。
車があるから買い物に出掛けられた。

地方住いの高齢者の免許返納は本当に

大変です。

免許返納した母は、往復1時間ほど

かけて、スーパーに歩いて買い物に

行くようになりました。

急な下り坂を迂回するために遠回り

するのです。
歩いて買い物に行くうちに、なんと

母の膝の痛みが改善してきました

以前は椅子から立ち上がるたびに

「あたたた」と言っていたのですが、

今はもう昔の母のように、すたすた

歩いて家事をしております。
「膝の痛み消えたわ〜」と。

すり減った軟骨が元に戻ることは

考えにくいので膝の周りの筋肉が

付いてきたため、膝や腰の負担が

軽減されたのでしょうか。
1時間ほどの、ゆるやかな坂道の

アップダウンの道を歩くことが、

身体に良いようです。

大きな重い荷物の買い物や、少し

離れたホームセンターの買い物は、

母一人だと難しいので、月1回

私達夫婦が帰って、まとめ買いを

行います。
運転しながら気をつけてみていると、

道を歩いている高齢者の方が以前より

多くなった気がいたします。
義理の母のように免許返納した為に、

近場の買い物は歩いていく人が増えて

いるのかもしれません。

私も埼玉県に住んでいた時は車生活

でした。

歩いて行けるようなコンビニでさえ

車を使っておりました。
地方都市に住んで、車生活になると

本当に歩くことが激減します。

 

義理の母の免許返納は、塞翁が馬を

思い出させてくれます。

でも考えてみれば、マイカー時代と

呼ばれた昭和の高度成長の前までは、

日本人は実によく歩いておりました。

 

若いころから、あまりもに車生活で

過ごしてきたので車移動が当たり前、

車がないと自分の生活は成り立たない

運転に自信はある、と思い込んでいる

高齢者は多いと思う。

自分の生活大事のため、もし事故を

起こしたらは、みじんも頭にないん

だろう。


 

まるぞうさん追記

私もなんば歩きをしていますが、

もしよろしければこちらの動画が

参考になるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

人気ブログランキング
 にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ