近所の図書館で借りた本。

見たときに中村先生の本だ、

と胸が詰まった。

 

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福岡のご出身だったから福岡へは

講演でよく来られていた。

母校の九大でも講演されていた。

 

天神の小さな会場では入り口に

立たれてちょっと照れくさそうな

困ったような微笑みを浮かべて

私たちを迎えて下さっていた。

 

まさにこのお顔で。

中村哲夫 医師 に対する画像結果

 

いつまでもお会いできると思っていた。

いつまでもなんてだれにも無いのに。

どうして人は自分に都合のいい永遠を

信じるんだろう。

 

中村哲夫 医師 に対する画像結果

 

 

先生はあきらめずに掘り続けた。

あきらめるのは簡単なのに、

「100の診療所より一本の水路を」

 

時々、自分がいやになる時がある。

大変なことには関わりたくない、

人間みな平等なんて思っていない。

 

わたしはたとえ死んでも、中村先生の

はるか遠くにさえ近づけないだろう。

わたしには姿も見えない眩しい場所に

おられるだろう。

 

今のうちに先生の本を読んでおこう。

せめて生きているうちに先生の思いを

もっと知っておこう。

 

 

 

 

 


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