先日、従兄の健一郎のお嫁さんである
大阪の京子さんから電話があった。
健一郎は母親である叔母が亡くなったあと、
わずか数年後の今年3月に亡くなっている。
これは本人の不摂生としか言いようがない。
まさか叔母も、息子が自分の死後数年で
亡くなるとは思いもよらなかっただろう。
それはともかく健一郎の亡くなったあとも
京子さんとは変わらず仲良く付き合っている。
週に１回とまではいかないが、時々電話で
１時間くらい近況報告をし合っている。
今回の「何てことない近況報告」は意外にも
南海トラフ地震の心配、財務副大臣の悪口、
今は誰も住んでない九州の叔母の家の庭木を
切ってもらったら２０万円も請求が来た話し、
タバコの匂いのするコロナ後遺症の症状話し、
はては、大阪人による大阪万博の悪口？など、
話が多岐に渡り、実り多い回？となった。
極め付きは、同じマンションの階違いの部屋に
住んでいる奥さんが、「東日本大震災」を予言
した人が知人にいるそうで、数年のうちに必ず
大地震が起きると、まわりの人に事あるごとに
言っているので、京子さんは心おだやかでない。
「数年のうちに必ず大地震が起きます」は、
今はそこそこの人数の人がテレビ、ネットで
言っていることなので、驚いたりはしないが
わたしも「備えよ常に」の精神を忘れずに、
我が家地方の津波、浸水のハザードマップは
お気に入りに入れている。
京子さんも家のあちこちに、ペットボトルの
水を置いたり、カセットコンロも用意したり
それなりの備えは心がけているそうだ。
しかし、最悪もし大阪に住めなくなったら
九州の叔母の家に引っ越すと言っていたが、
どのような交通手段で行けばいいのかが
心配な京子さんであった。
