これも祥子さんが貸して下さった本の一つだ。
何の先入観も無くページをめくって読むうち
息をのんだ。
賛否両論あるらしいが、以前の日記に書いた
「ありがとう効果」を信じているので、水への
働きかけで氷結結晶の変化は間違いないと思った。
水に言葉を書いた紙を貼り、凍らせて結晶を作る。
言葉で変わる水の氷結結晶。
日本の水道水の結晶写真も沢山載っていたが、
とうぜん安全に飲む為に殺菌消毒している。
加えられた消毒薬は人体に影響無しなのだが、
結晶を見る限りくずれた結晶が多い。
驚くべきことに、大都会のニューヨークの
水道の結晶はちゃんとした六角形を作っていた。
ニューヨークの処理システムは、フッ素や
オゾン処理が中心らしいので、それも原因
なのだろうか。
(ロンドンとパリの氷結は結晶になっていない)
カナダのバンクーバー、ブラジルのマナウス、
アルゼンチンのブエノスアイレスの水道も
きれいな結晶だったが、消毒基準が日本ほど
厳しくないのが原因かもとのことだった。
そして、
やはり日本の湧水の結晶はとても美しかった。
川だって上流の川の水は六角形の結晶を作る。
山梨県の三分一(さんぶいち)湧水の結晶。
本来、絶えず流れているはずの川の水をせき止めた
ダムの水は、不自然な水の結晶と言わざるを得ない。
だが、そのダムからの水もありがとうの言葉で
変わる。
くずれた水の結晶でも、感謝の言葉、誉め言葉を
書いて貼ったら結晶は変わるのだ。
人の名前を貼っても変化を示す。
さらにクラシック音楽を聴かせても変わる。
バッハ「ゴールトベルク変奏曲」(子守歌？)を
聴かせた水の結晶。
チベットのお経も美しい結晶を作っていた。
反対に結晶構造がくずれる場合もある。
ヘビメタの罵詈雑言の歌詞の曲はバラバラに壊れ、
人気グループのヒット曲も無味乾燥の四角い結晶に
変化してしまった。
確かに水は人の意識を写すと思う。
転写もできる。
素晴らしくて、凄くて、面白い。
