最高気温が一桁台の2月某日。

祥子さんから連絡があり、太宰府の観梅に

行きませんかとのお誘いがあった。

喜んで!

 

当日の昼前に祥子さんが高速バスでやって来た。

寒いし、曇っていたが歩くにはかえって気持ちが

いい日だった。

 

昼頃に太宰府に到着したが、けっこうな人出。

平日なのに若い子がワンワンいる。

そして韓国語が飛び交っていた。

 

人の少ないときを狙ってやっと撮った。

 

入り口の燈籠と紅梅。

 

我々が行った時期は入り口の紅梅は咲いていたが、

境内の梅の見頃はちょっと先だったようだ。

飛び梅もつぼみだったし、紅梅より白梅のほうが

咲くのが遅いのかも知れない。

 

本殿は大改修中なので、本殿の写真を貼った?

ベニヤ板の書き割りにお詣りする気もなくて

さっさとお昼を食べに「お石茶屋」へ。

 

太宰府 お石茶屋 に対する画像結果

 

「お石さんのお茶屋さん」ということです。

彼女の柔らかな品の良い美貌と気風の良さは

東京にまで響いて、多くの名のある人々が

「お石茶屋」に立ち寄っています。

 

化粧っ気がないのに美しい50代のお石さん。

 

皇族の高松宮殿下、詩人の野口雨情、歌人の吉井勇、

政治家の犬養毅、緒方竹虎、外交官の松岡洋右、

飯塚の炭鉱王でもあり、衆議院議員の麻生太吉、

(麻生太郎の曽祖父)。

麻生太吉は、お石さんが自宅から丘を遠回りして

お店に通っていたのを見かねてトンネルを造った

とか造らなかったとか。

 

今も麻生家が所有する通称「お石トンネル」

お石トンネル 大宰府 に対する画像結果

 

他にも「電力の鬼」と呼ばれた松永安左衛門等々・・・

佐藤栄作元首相も国鉄二日市駅駅長時代から

大臣になっても度々訪れていたそうです。

さだまさしも「飛梅」という曲に「お石茶屋」を

歌い込んでいます。

 

「飛梅」 歌詞

「裏庭を抜けて 『お石の茶屋』へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた」

 

お石さんは独身のまま「お石茶屋」を続けて、

76歳で他界されました。

現店主はお石さんの姪の娘さんです。

 

梅干しの入った梅の香うどんを頂きました。

太宰府 お石茶屋 梅の香うどん に対する画像結果

 

もちろん食後は梅が枝餅。

お石茶屋の梅が枝餅は他の店より皮が厚いのが

特徴だそうだ。

確かに、焼き立ては外側はパリっとして、中は

モチっとした皮のうまみと餡の甘さが絶妙。

熱々をはふはふ食べるのが焼き立ての醍醐味。

 

お石茶屋 梅ヶ枝餅 に対する画像結果

 

 

祥子さんはそこの梅が枝餅をおみやげに買って、

わたしは自分用に他の店でww 2個買った。

 

こうして無事太宰府の観梅ツアー終了。

観梅だったっけ?

 

 

ちなみに梅が枝餅人気店はネットのランキングで

かさの家

やす武本店

茶房きくち

が、あげられているが、あくまでも個人の好みです。

 

塩のきいた甘さ控えめの餡の甘木屋も美味しそうだし、

手焼きの寺田屋も人気だそうだ。

 

次は食べ比べしたいけど、一口づつ食べるにしても

各店1個づつ買っていくか。。。

 

 

 


 

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