煮干しの頭を取るたびに考えていた。
どうにか煮干しの頭を美味しく利用できないか。
何と、ちゃんとあった。
やっぱりクックパッド先生ってすごい。
レシピの百科事典だ。
煮干しの頭・はらわた 25g
すりごま 10g
砂糖 小さじ1
みりん 大さじ1
醤油 小さじ1
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すりごま
※ 金ごま本舗の 「 金ごまいりごま 」 をすりました。
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煮干しの頭&はらわたをフライパンでから炒り。
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良い香りがしてきたら、砂糖・みりん・醤油を
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フライパンに入れ、焦げないように混ぜ、
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ごまを加えてよく混ぜ合わせます。
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できあがり
コツ・ポイント
砂糖やみりんを加えたら、焦げないように手早く
混ぜて下さい。
わたしは普通のすりごまを使ったが充分美味しかった。
あと、炒るときに箸で砕きながら作ると、ビジュアル的に
食べやすい。
これを作りながら思い出したのだが、以前、筍堀りに
伺った竹山の所有者の奥様が、お昼に出して下さった
筍と煮干しの煎り煮は、煮干しを丸ごと使っていた。
あまりに美味しくて、みんなで食べつくしたんだった。
煮干しが焦げる寸前?の、濃いきつね色になるまで、
よく乾煎りすると、臭みも苦みもなくなるのだと聞いた。
確かレシピもその時に教えて頂いていた。
わたしも掘った筍を利用して作ったが、香ばしくて
煮干し臭さはまったくなかったのも思い出した。
なんだ丸ごと使えるんじゃん。
すっかり忘れていたけど。
筍の時期は過ぎたから、煮干しだけで作ってみよう。
はて、調味料は何をどれだけ入れてたっけ。
で、煮干しの煎り煮を作るための調味料を調べていたら
レシピの百科事典クックパッドには載っていなかったが、
土井善晴先生の「 おかずのクッキング 」に載っていた。
土井先生のレシピは、油で炒めて作る方法だった。
土井善晴の煮干しの炒り煮
鍋に油大さじ3と煮干し40g入れ、火にかけ3~4分
泡が出にくくなるまでしっかりと炒り付け、余分な油を
捨て、酒大さじ2、砂糖大さじ2、醤油大さじ1を入れ
さらに中火で煮汁がなくなるまで煮詰める。
土井先生のレシピで作るか、乾煎りで作るか、
悩ましいところ。