おかげさまで、腫瘍で塞がれた胃の出口に金属製の網チューブ=ステントの設置手術をして、昨年末の12/7に退院しました。実にひと月を越える入院生活を終えて、無事(?)帰宅。

今日は令和2年2月26日、抗がん剤の副作用や蠕動運動をしないステントによる摂食障害などに苦しみながらも、毎日、無事に日常生活を送れることに幸せを感じています。新婚だしね^ ^

彼女には本当に感謝してもしきれないくらい。今までの人生で、これほど他人に優しくされたことはないといい切れる。彼女の為にも生きなきゃ!と、決意を新たにした先日、2/20の通院日のこと。

今回は造影剤を使用したCTの検査で、胃癌、腹膜播種が度重なる抗がん剤治療でどう変化したのかを確認して、今後の治療方針を考えると言う事だった。

結果だけ言えば、抗がん剤は良く効いていて腫瘍の増殖は抑えられている。腹膜播種も、見た感じ減っているように見える、と言う明るい結果だった。ただし、治療方針の説明で今まで聞いていない方向が示された。

主治医曰く
・治療方針は初めから変わっていない
・腹膜播種が消えても胃の切除はしない
・一生抗がん剤で癌の増殖を抑えながら生きていく

私が最初に受けた治療方針はこうだ。抗がん剤で腹膜播種が消えたら、胃の切除をして暫くは抗がん剤治療を続け、再発が無ければ完治だと。一緒に頑張って治しましょう、と。

更に担当医の話が続く。

・ただし、抗がん剤治療は殆どの場合、癌に耐性がついて数年で効かなくなる。
・効かなくなったら、次に効くとされている他の抗がん剤を試すが、効くかどうかはわからない。効かないケースも少なくない。

つまり、この病院の医師たちは「完治」より「延命」を選んだのだと知った。

つまり、いまの体力も気力もあって、抗がん剤も効いている今、老化による衰えも考えると、残りの人生の中で今がベストなコンデションと言う事ですか?

医師の顔が強張る。治る確率はゼロじゃありませんから、とくぐもった声で答えた。医師は今回、最後まで一緒に頑張りましょう、とも、頑張って治しましょう、とも言わなかった。

彼女は縁起の悪いこと言わないで!と言うけれど、彼女もわかっている。これからの残り数年、やりたいこと、行きたいところ、後回しせずに行動しようと思う。もちろん、体調次第だけど。ハワイ行きたいなー。医療費高すぎだよ=3