遺伝するということ | アスペルガー君の結婚 アスペルガーに花束を

アスペルガー君の結婚 アスペルガーに花束を

アスペルガーと診断されまして、変人と扱われるのはいつもの事。私、29歳雄が、今年11月に結婚することに。半年以上先なんですが…、結婚までの日記と僕の過去と未来に向っての記録です。応援、批評問わず受付ますので読みにきていただけたらと思います。

タイトルの通り、私はアスペルガーだ。

彼女には打ち明けている。
彼女はこの病が治らない事、子供が出来た時、遺伝する可能性が高い為、私としては子供は作りたく無い事も知った上で結婚を決めてくれた。

私にとっては、非常にありがたいことだ。

彼女は、託児所の先生をやっている。
私は彼女のことを、クマッキとよんでいる『レッサーパンダのフータ君に似てるから』。

その彼女も、この結婚に不安が無いかといえばウソになるわけで…
もちろん、未来の旦那が障害を持っているという事を両親にも相談できないようだ。

でも、誰かには相談したい。
そこで、同僚の1番親しい先生に打ち明けたそうだ。

そしたら、
『クマッキ先生が決めることだとは思うけど、正直賛成出来ない!心配せずに子供をたくさん産める相手を選んで欲しい!』
と涙ながらに訴えられ、先生に抱きしめられたそうだ。

相談された先生も、旦那さんと長い時間話しあい、子供を作らない事を選択した夫婦だ『理由は不明』。
子供のいない夫婦の辛さを、クマッキにはしてほしくないとの思いからだった。

私自身、子供が欲しく無いかと言えばウソになるけれど
子供に私と同じ苦しい思いをさせたく無い。そして良い方向に導くだけの知恵を私は残念ながら持ち合わせていない…
不甲斐ないし苦しい。
なんと窮屈な病である事かと思わずにいられない…
反面、神様が私なら耐えられると思って私を選びこの病を与えたのだろうと最近そう思うようになった。
父、母のせいにはしたく無い、産んでくれてありがとうと思う。


ここまで、読んでくれた方にも感謝をm(_ _)m



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