ガチンコフラッグ対決のイベントに参加した。
チームは前日のハードな練習にも関わらず、早朝から集まった。
午前中は小学生以下16チームによるリーグ戦が行われ、上位チームで
準決勝、決勝のトーナメントに進む。
16チームすべてに相模原ライズとオービックシーガルズの選手が入り、
子供達をチアアップするのが役目。
僕は審判でその様子を遠目で見守っていた。
若手選手はそのような機会がないから、どのように接したらいいのか分からないのでは?
と心配をしていたが、その予想を裏切ってくれた。
1試合が終わる頃には応援し過ぎて声を枯らしている選手。
子供をひとりひとり名前で呼んで応援する選手。
父兄よりも身を乗り出して声援を送る選手。
子供達のおもちゃにされている選手。
子供達と同じ目線で一緒に戦っている選手ばかりだった。
選手の本気は子供達にも伝わっただろう。
試合が終わる度に、選手の元に戻ってコミュニケーションを取っている。
子供達も、選手も、皆笑顔だったのが印象的だった。
試合内容は僕らが驚くハイレベルなプレーも多く、正直驚いた。
女の子だけのチームも何チームかあり、フラッグフットボールが少しずつ
広まっていることを実感した。
子供達の試合後、たぶん初めてだろう。
ヘルメットをかぶってフラッグフットボールの試合をするのは。
どうなるのか全く見えなかったか、今度は選手の真剣なプレーに子供達が声援を送り
選手が応える。
試合も31対31と見応えのある内容となり、楽しんでもらえたのではないかと思う。
まだチームとしてはスタイルをした練習をしていなく、そんな中新人選手が活躍したりと
どんな試合でも負けたくないというチームカラー、チームが一体となって応援する姿勢が
とても印象に残った。
今回の機会で選手やチームはとても大きなものを学べたと思う。
自分達が主体的に関わることでファンを増やすこと。
楽しむということ。
このチームのDNAが継がれて行く瞬間を見た気がした。
この競技は誰もファンを増やしてくれない。
機会も作ってくれない。
何もしなければなくなってしまう。
今回のイベントも必要ないと判断するチームもあると思う。
チームが勝つ為には練習しといた方がいいから。
日本におけるアメリカンフットボールという視点で考えた時、
今回のようなイベントは必ず必要だと思う。
競技力を上げるのも大切。
ファンと接して魅力を伝えるのも大切。
両方全力でやらなければ衰退して行く。
誰もやらないから自分がやる。
結果的にそういう危機感をもっている者が今回、川崎に集まったのだと思う。
できるところから、始めればいい。
その積み重ねが必ず未来につながる。