国立新美術館で開催されている『至上の印象派展 ピュールレ・コレクション』に足を運んできました。久々に絵画展で大大大満足して帰れました。
館内は宝の山。ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、、、なんとまあ味わいのある作品の数々。列挙した作家のファンというわけではありませんが、目にしたことのない初来日の作品が多く、それがなんというかちょっと外してあって擽られます(超有名なのもありますが)。
それでいて、同じ人間の目にかなった作品群だから絵画展としては統一感があり、印象派からキュビスムまで、美術史の流れを作品通して本当によ理解できるものとなっておりました。絵画を生で観る喜びを久々に体感できました。
いま来日しているピュールレさんのコレクションは、2020年完成予定のチューリヒ美術館の常設展示が決まっているそうなので、二度とまとめて来日することはないでしょう。必見だと思います。オススメしておきます。
しかし、絵画からくる感動は絵画の前を離れるとなんとまあ輪郭がぼやけていくものか。絵画を所有したいという気持ち、少し分かります。(おわり)