7月頭に日光ウルトラマラソンに出場するので走り込まねばなりません。今年の目標は9月の城内坂ウルトラマラソン100㎞の完走なので、日光ウルトラはあくまで調整参戦ですが(62.195㎞の部へエントリー)。
6月某日、走り込みも兼ねて参拝ランニングを企画しました。いろは坂を走って越えて中禅寺湖畔の中禅寺で日光開山1250年にして初公開している吉祥天像の御利益にあやかろうというのがそれです。自分の足で越えたとあれば、御利益倍増間違いなし。
いろは坂手前の看板で中禅寺湖まで12㎞。思ったよりあるなあ。
車じゃないとこういう石碑も読むことができる。上り下りが完全に分離されている道路というのは、現在では稀なのだとか。言われてみれば他を思い当たらないことに気付く。
明知平のレストハウスが見えてきたらいろは坂の大半は終わり。
トンネルをくぐれば、
なじみ深い中禅寺湖畔に到着です。
たいして厳しくなかった。というか、古賀志山の峠を走ったほうがはるかにトレーニング効果はある。無駄に長いし傾斜がゆるいトレーニングには向かない坂でした。おまけに自家用車やら観光バスやらで排気ガスが酷い。喉を傷めてしまった。この坂は観光目的以外でランナーが走ることはオススメしません。
娘と半月山を登っている妻を待つ間、中禅寺湖プロモーション動画を撮影しながら湖畔でたたずむ。しかし中善寺湖いいとこだなー、まさに避暑地!
下山してきた2人と合流して、中禅寺の11月30日までしか公開していない吉祥天像の参拝をします。
中禅寺は鐘がつけます。嬉しい
あーさて、中禅寺すばらしいです。ぼかあお寺さんでこういう風にもてなしを受けたことがあまり記憶にない。ちゃんと参拝客に案内がつき解説してくれます。秘仏「吉祥天像」は今回の公開が終わったら、また公開するか定かではないとのことなので、女性の方は、この機会に参拝しておいたほうがいいかも。御利益は“美”だそうですよ。まさに娘にはもってこいでした。生まれた年に美の秘仏が初公開とか、もっているねー流石わたしの娘(親ばか)
その他、本来の中禅寺の主役である立木観音像の解説から、五大堂からの中禅寺湖の眺め等々、居心地がとても良かったですね。
と、中禅寺湖を満喫したのはいいのだけど、トレーニングとしての取れ高は想定をはるかに下回ってしまいました。日光いろは坂は急こう配というわけではありません。古賀志山の峠がいかに修行に適しているかを再確認した1日なのでした。(おわり)