「大田原マラソン出場」 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

 

 今シーズンのフル1発目「大田原マラソン」に出場してきましたが、結果は完走ならず、当日物凄い強風だったというのは理由ではなく、問題はスタミナ切れで、事前調整に完全に失敗したというのが理由です。

 11月末日までの減量が、目標値までギリギリ届きそうにないということもあって、マラソン当週もあまり食べることができなかった。というか、新発売し出したカーボローディングを助けてくれるという触れ込みのアミノ酸を試すことにしたのがいけなかった。わたしがフルマラソンに挑む際には、3日前から1日カステラ1本を食べる(さらに食事もある程度増やす)のですが、今回はそれを一切せず、商品を試すという名目で、普段の食事と同じ量で挑んでしまったのだ。

 そしたらもう全然ダメ。25㎞で壁が来てしまった。走り込み不足等で足腰が痛くなったというわけではない。単純にエネルギー切れで体が動かなくなってしまった。これがガス欠という30㎞の壁、35㎞の壁という奴だ。わたしも昔はよくこの現象に苛まれていたのでよくわかる。今回はあきらかにエネルギー貯蓄不足のストップだった。

 

 

 この日は、風は強かったものの、出場しない妻が子と応援してくれて、スムーズに自宅から会場入りしてスタートを迎えることができたし、また、走っていても狙った通りのペースを維持できて調子が良かった。それだけに突如来た25㎞での壁には本当にガッカリした。

 ともあれ、マラソンは食べるスポーツだから、それも含めて練習・調整不足だったというほかない。ブログで事前に書いておいたが、二兎を追うとこうなる。これで減量も目標値に届かなかったら、踏んだり蹴ったりだ。クライミングジム通いだって休んで挑んだというのに!

 さて、一応書いておくと、新発売のアミノ酸は、カーボローディングを助けるとうたっているだけなので、本来それなりに食べないと効果がないのかもしれない。けれど、わたしはもう使わないだろう。費用をプラスして得られる苦痛の減少が乏しそうだから。

 逆に、本大会で抜群に効果を発揮したアイテムがある。知っている人はとうに知っているであろうキネシオテープがそれです。

 

 

 山岳指導員取得のために受けていたテーピング講習の中で知ったのですが、このまったく新しい理論のテーピングは、貼ってマイナスの要素がない、貼ると良いことだらけの優れもののテープなのです。テーピングは固定するためという概念を覆し、何処も痛めていなくても貼ると得られるものが多いテープなのです。

 わりとお高いテープなのですが、この日は商品テストと割り切り、これでもかと貼ってみましたが、やはり効果覿面でしたね。走っている最中の痛みの軽減のみならず、ラン後の回復も間違いなくいつもより早い。これは間違いのない商品です。

 最近、妻が頭痛に苦しんでいる時、もしやと思いついてキネシオテープを首と肩に貼ってあげたら、頭痛はたちまち治まり、おまけに普段からの肩こり症状まで和らいでしまったという驚き。山岳会仲間に喧伝し、話を信じて使った仲間の多くも効果を実感しているようです。もともとは山の講習で聞いた話でしたが、山にランにと使いどころは多そうです。是非とも皆さまお試しあれ。責任は持ちませんが、試す価値はあると思いますよ。

 

 閑話休題。完走=サブ4達成の大田原マラソンは、これで1勝2敗。7年前と同様に関門にひっかかってしまいました。来年は記念すべき第30回を迎える本大会。ファンランを排除する本格派の大田原マラソンは、完走してこそ参加意味のある大会だ。来年はリベンジしなければなりません。マラソンは嘘をつかない。誤魔化しもきかない。だからいい。今の自分の状態を直視できる。ふがいないよ、嗚呼ふがいない。

 最後に、わたしのラップを掲載しておきますので、興味のある人はどうぞ。

 

 

 スタートから1キロはキロ6分程度で走り、その後は、キロ5分30秒ペースで粘り込もうという腹でしたが、やはりエネルギー切れかな。止まり方が半端ない。25㎞地点で2時間18分なら、残りをキロ6分弱で流してもサブ4達成できる計算だ。やはりエネルギーの貯蓄はフル完走にとっては絶対条件なのだな。30㎞手前でもキロ6分ペースすら維持できなくなるのだから。。

この日は33.6㎞関門でストップ。その後はバスに収容されてしまいました。今シーズンは、新春にハーフを挟んで、もう1本フルマラソン出場を考えているので、そちらでリベンジできればと考えます。やっぱサブ4くらいのペースでは走りたいよね。鋭意、怠けないで仕上げていこう。(おわり)