近況555.増本亮さんと交流クライミング。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録



「海外登山の集い」の翌日に、講師でお招きした増本亮さんとわたしのホームゲレンデ古賀志山でクライミングを一緒にする機会を得られました。昨年の佐藤祐介さん、一昨年の馬目さんの時も行われたのですが、わたしは運営にいながら、マラソン大会の予定とかぶり、参加できずに来たのです。今回は初めてのトップクライマーとの交流クライミング参加になります。めっちゃ楽しみですね!!




しかし増本さん、流石でした。古賀志山の素人さんお断り5.9の粉屋の娘から始め、その後も、鼻カンテ(5.10b)、羚羊ハング(5.11a)、ノンストップダンサーダイレクト(5.11b)、張り付くシーマ君(5.11c)、タイムスリッパー(5.11b)と軒並みOS。登りも綺麗ながら、増本さんの登りはそれに留まりません。


綺麗に格好良く登っているだけでなく、スマートに下りきてからの、わたしたちに伝える情報の量に驚かされる。支点の強度のこと、場所のこと、欠けそうな岩のこと、そういう情報を見てもないように見えて、まるっと掴んでいる、それどころか、わたしたちより遙かにサーチしているわけです。圧巻!


増本さんの古賀志山フリーゲレンデの評は、まったくわたしは思ってもなかったことなので、少し考えさせられました。これは書きませんが後ほど上と話し合ってみます。




増本さんは最後にシュタインブーケ(5.12c/d)にOSトライして帰られました(最後1手飛ばずとも落とせたのに飛んでしまいOSならず)。凄いの一言です。勉強になりっぱなしの1日でした。


因みに、この日のわたしは緊張のせいか、普段テンションなんてもらわないルート5.85.9で、堂々のテンション連発!いやあもう全然体が動かなかった。無意識とはいえ緊張っていうのはこうも体を萎縮させるものなのか、、、出直してきます;;


あーでも、この日は久方ぶりに羚羊ハングにトライできたのは良かった。個人的には負傷中ながら1手前進していたので、今後が楽しみになりました。肋や肩が完治したら、再度挑戦してみよう。しかし楽しかったなあ、役得、役得!(おわり)