山予定がなくなり、突如小室さんのライブに行こうと思い立つも、場所が場所だけに競馬場に妻を誘い出すのは容易ではありません。世代が違う妻なので、TK LIVEだけでは弱い（いざ堪能したら、妻も小室さんの音楽に満足していましたが）。
やはり心をつかむ前に胃袋をつかむのは鉄則ですよね。この日の東京競馬場では食べログ2014の入賞人気店が多数出店していると説明しました。たぶんこれがきいた（笑）。
競馬観戦そっちのけで、パスタ、ビリヤニ、ガイヤーン、ピッツァと平らげていく妻恐るべし。馬券どうの以前に帰りの電車賃を心配するわたし・・・
ともあれピッツァは出張出店とは思えないようなクオリティでした。わたしも大満足です。
しかし東京競馬場から富士山がバッチリ拝めるとはね。あーこんな快晴で競馬場にいるなんてなあ、面白いこともあるもんだ。
目的が競馬ではありませんでしたが、メインのジャパンカップはしっかりと目の前で観戦しましたよ。
結果は池添J騎乗のショウナンパンドラが勝利。わたしがＧ１を現地観戦する時は何故か池添Ｊの勝率が高い気がする。
表彰式には時の人五郎丸選手が登場。現役バリバリのスポーツ選手なのに、こんなところまで呼び出されてご苦労様ですというほかない。ラクビー界の広報活動と自身の練習のバランス、きっと難しい立場に立たされているのだろうなと想像してしまいます。
因みに、五郎丸選手目当てのお客さんは想像以上に多かった。わたしの周りのお客さんもジャパンカップのレース前後には、競馬のけの字も知らない人ばかりになっていました。時の人の効果絶大！びっくりです。
そして、足を運ぶまで知らなかったのですが、もう１人のプレゼンターのほうが凄かった。なんとなんと、アンドレ・アガシ選手なのでした！男子プロテニス界唯一の三冠達成者（スーパースラム）です。わたしが肉眼でお目にかかったスポーツ選手の中では、ダントツでこの人がナンバー１の偉大さを誇っているのではなかろうか。これにはビックリ。時の人、五郎丸選手でも足もとにも及ばないような、スーパースターです。
でもスポーツ選手は現役で活躍している最中に応援してなんぼ。誰もがいつかはレジェンドになる可能性を秘めていると思えば、その過程を追っかけている時間こそが一番大事。そういう意味では、引退したアガシ選手より、プレイを見ることが可能な五郎丸選手のほうが注目する価値はあるのかもしれない。
とかなんとか思っていたら、いつになったら日本のジョッキーは世界で戦えるようになるのかなあとか、そっちに頭が向いてしまった。。
でもだ、でも、そうだそうだ。いみじくも池添Ｊのジャパンカップ勝利は、２００３年のタップダンスシチーでの佐藤哲Ｊの勝利以来の、生え抜きの日本中央競馬界所属ジョッキーの勝利ではなかったか。その間、外国人騎手以外では岩田Ｊと武豊Ｊしか勝利を許されていなかったのがジャパンカップというレースである。今回の池添Ｊの勝利もまた、もしかしたら伝説のはじまりなのかも。
池添Ｊに、は２０１２年のジャパンカップの雪辱を果たした今、次は凱旋門賞の雪辱を果たせるような活躍を期待しておりますよ。
ああ、わたしも頑張らねば。ひとつひとつ目の前の山を攻略していき、最後は海外の山に挑戦だ。道はきっとつながっているのだから。がんばろう（おわり）