近況549.日光そばまつり | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録



この前の3連休、最終日に大田原マラソンを控えているので、わたしは山に入らずにもっか安静にしておりました。今秋は山で負傷したことで、休みでも県内に留まっていることが多い。その分、自転車のジャパンカップを初観戦できたり、サーカスを観たりと普段と違うことができていてそれはそれで有り難い。


いうわけで、この3連休もただ安静にしているのもなんだからと、何時かは足を運んでみたいと思いを馳せていた「2015日光そばまつり」に参戦してきました。やったぜ!


何も隠すことはない。わたしは蕎麦が大好きなのだ。最近はとんと書いていないけど「蕎麦漫遊記 たまのブログ」と検索をかけてもらえば、たぶん100店舗を超える蕎麦店のレポートが出てくるに違いない。まあ5年以上前に書いたものを今更自分だって読みたくはないけどね。


兎にも角にも、わたしは蕎麦が大好きで、蕎麦打ち道具を一式もっていて、昔はせっせと打っていましたし、県内の蕎麦店なら、栃木県の有名蕎麦本2冊に掲載されている全店足運び済みという案配です。そんなわたしだから「日光そばまつり」には、かなり前から行ってみたかった。それがようやく叶って嬉しいのなんのってね。11月末っていろいろと忙しいんだねよね~。遊びでね、遊びでね・・・






そんな日光そばまつり、職人さんの蕎麦打ちの技を眺めているだけでもただただ幸せでした。いつまでも見ていられます。


ともあれ、眺めているだけではやはり面白くない。蕎麦はやはり食さねば!今年のそばまつりには、全国から21店舗の蕎麦店が出店していて、わたしはその内の6店舗を回ることができました。





ふくいそば打ち愛好会「越前おろしそば」




信州ぼくち蕎麦 石田屋一徹「信州産そば粉十割にオヤマボクチの繊維をつなぎに使った蕎麦」




いばらき蕎麦の会「十割の常陸秋そばの新そば」




小代行川庵「ブランド“日光あおいそば”の新蕎麦」




江戸流手打ち蕎麦の会「細切りの二・八そば」すだちそば




北海道そば


新そば十割、打ち立てとくれば、この祭りで食べるだけで、来年1年美味しい蕎麦が食べられるかどうか、だいたい予想がつくというものです。今年のそばは香りに欠けるかもしれません(関東近辺のは特に)。


そんなわけなので、目を瞠ったのは関東外の信州ぼくち蕎麦と北海道そばでした。特に信州ぼくち蕎麦は新そばの風味はもとより、歯切れと喉ごしが秀逸でした。つなぎに使っているというオヤマボクチの繊維が肝なのでしょうか?美味しかったです。そして北海道そば。これから異常気象がつづく中で、美味しい蕎麦が作れる地域はどんどん変わっていくでしょうね。だからわたしはこれからは北海道のそばが来るんじゃないかって思ってるんですよ。年々美味しくなってる気がする。北海道の蕎麦は!


とはいえ、そんな気象どうこう以前に、農家さんの腕あっての良い蕎麦の実です。同じ産地でも農家が違えば味も違う。やはり毎年1回はお気に入りのお店に顔を出して、その年の蕎麦の出来を確かめなければなりません。




あーしかし、今回はフルマラソンの前だから、心おきなく蕎麦だけでお腹をいっぱいにすることができた。これ以上の至福はない(蕎麦でフルマラソンに必要なカロリーを有効に貯蓄できるかは疑問だが)。会場の日光だいや川公園は風景もよく、快晴、のんびりとしていて良い場所でした。またチャンスがあれば是非足を運ぼうと思います。まあわたしはこんなに晴れていたら絶対山に行きますけどね!




最後に、わたしは今回お店が開く10時前に会場入りしていたので、最後の1店舗以外はほぼ並ばずに食すことができましたが、お昼前ともなると、どの店も行列ができていました。来年足を運ばれる方は早出をオススメいたします。(おわり)