況543.額縁のなかの風景、そとの風景 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録



安静中の休みを利用して、宇都宮美術館で開催している『夢見るフランス絵画~印象派からエコール・ド・パリへ~』に足を運んできました。宇都宮にこれだけのフランス近代美術のオールスターが会すのは珍しいことで、素直に嬉しい企画展です。


同美術展は、じつは昨年末に渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されていた美術展と同じものです。昨年渋谷まで鑑賞しに行ってたら、往復の電車代にチケット代が1400円。地元ならチケット代800円にガソリン代が少々で済む。危なかった。これからは栃木に来るのかの確認をするようにしなければ。


しかし宇都宮美術館の企画展は打率が高いです。今回のルノワールからモネ、モディリアーニ、そしてシャガールの競演。これら有名画家の作品を地元にいながら鑑賞できる喜び。絵画鑑賞は、非日常の中にではなく、日常の中にあってこそ輝きを増すものだ。








そして同美術館には“うつのみや文化の森”という公園施設が併設されています。肩をいわしているので、快晴でも山に入らず胸をはって休むことができる。嗚呼しあわせだ。わたしは小説を外で読むのが大好きなのだ。(おわり)