朝食を食べて後半戦に入ります。
湯檜曽川本谷は初日で楽しいところはすべて終わってしまいますが、小さい滝はいくつも出てきます。それを越え越えして、
沢は細くなっていき、最後30分くらい背丈と同程度の高さの藪漕ぎをすれば、
稜線に出ます。快晴！
朝日岳登頂
ゆっくり景色を堪能してから、白毛門方面へ下山します。駐車場まで4時間30分弱の行程です。
笠ヶ岳山頂笠からは谷川岳がよく見えました。わたしが滑った芝倉沢BCルートも俯瞰することができました。また滑りに行きたいなあ
来週入る予定の一ノ倉沢岩稜のオブザベも入念に
笠からもう一歩きして、白毛門山頂
白毛門を振り返って
快晴で景色が楽しめるのは良かったのですが、流石にこの暑さは厳しいようで、メンバー2名は相当へばってました。2名とも歩ける人なので、湯檜曽川本谷～白毛門経由下山は、山をそれなりにこなしている人でも大変なようです。わたしですか？わたしはへっちゃらでした。わたしはへっちゃらでした。
そして下山成功。初日最高に楽しい遡行ができ、2日目も歩いたことのなかった朝日岳～白毛門の縦走ができて、個人的にはとても楽しい2日間となりました。“谷”と名のつく沢、3級のグレードのつく沢には初めて入りましたが、個人的にはなんの問題もないなと感じました。単純に楽しいだけ。湯桧曽川本谷で遊びたいという方の目安としては、登攀力はあまり関係なく、それなりの沢経験と縦走経験、縦走体力と利楠マネジメント能力ですね。これらがあれば問題なく遊べます。
今回の沢は、狙っている4級の尾白川黄蓮谷右俣への予行だったので、個人的にはここくらいでどうにかなっているようでは困るわけだけども、黄蓮谷へついてきてくれるメンバーが見つからないので、そこが核心となって既に躓いております。誰か一緒に行きませんか？（笑）
兎にも角にも、盛夏のなかの沢登り。よい息抜きになりました。（おわり）