今年も「フランス映画祭」に足を運んできました。
足を運べる日程の中からフランソワ・オゾン監督の「彼は秘密の女ともだち」を選択したのですが、オゾン監督の来日は中止となってしまい、ちと残念。
でも主演女優のアナイス・ドゥムースティエさんは来日してくれたので、
ティーチイン、サイン会と楽しむことができました。
取り敢えず、今回はツレを映画祭デビューさせるのが狙いだったので、目的は達成できたと思います。今年のラインナップは注目の作品が多く、どの作品も日本公開されるでしょうね。「エール！」や「アクトレス～女たちの舞台～」「ティンブクトゥ（仮題）」あたりは公開が待ち遠しいところ。でもわたしのイチ押しは「セバスチャン・サルカド」。一度でいいから公式ホームページ（http://salgado-movie.com/
）に飛んで予告を見てください。圧倒されると思いますよ。
昔の映画祭は、一般公開されない作品に映画ファンが出会う場所だったけれど、今はそういう感じではなく、役者に会える特典のついた先行上映って感じ。でも、知名度の低い作品はやはり満席にならないみたいだし、それをやむなしかなあと思います。
ともあれ、欧州映画は徐々に盛り返してきているので、これからも要注目です。（おわり）