先だって、所属山岳会に加入して4回目の年度総会が開催されました。早いもので山岳会に入会してからもう4回目。山岳会に入る前は若かっ･･･あれ？･･･若くなかった。結構いい年だった。わたしは山岳会に入ったのが遅いんです。そもそも山趣味を始めたのが遅い。平成20年4月から富士山目当てで独学でソロで山に入り始め、山岳会の門を叩いたのが平成23年11月。独学で正味4年山と向き合い、バックカントリーをソロで始めるようになったせいで、ソロでの安全登山に限界を感じ思い悩んでいたタイミングだった。
今の山岳会との出会いは本当に偶然の巡り合わせで、紹介された山岳会がそこだった。山岳会に入る前は、ボルダリングのジムには顔を出していたけど、カラビナやハーネスという単語すら発したことのない状態でした。それが今やほどほどにはアルパインを楽しめるところまではきている。感無量としかいいようがない。
総会を開催した会議室を眺めるとそこは満席で、ザイルを組める仲間のカッコイイ姿がいたるところにありました。入会時は実働16名くらいだったけど、いまや実働30名くらいにはなっている。わたしは丁度今真ん中あたりか。特別どこに入ろうかと悩んだり調査したりしたわけでもないのに、1発目に飛び込んだ山岳会が宇都宮渓嶺会で、本当によかったなあと思う。なによりも入会後大きな事故なくやってこれているのが嬉しい。
この先も守りに入ることなく、でも安全クライミングを意識して山を続けていきたらいいと思った今日この頃でした。（おわり）