山行報告【松木渓谷アイスライミング(2日目)】 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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↑1日目の続きです。


1.山行記録2日目:松木渓谷・横向沢ほか

2日目も会のメンバーと合流してアイスクライミングです。今回は14名と大所帯だったので、班をいくつかに分けて、各々別の沢に入ることになりました。わたしは鬼教官(後輩Hくん)の班に加わり、当初目的としていた夏小屋でなく氷の厚い横向沢を登ることになりました。


横向沢はわたしがリードさせて頂きました(やった~)。人生3度目のリードですが、初めてリードしたのも横向沢なので、特別おっかないということもありません。というか、昨日革変したのでこのくらいの傾斜ならリードそれ自体に怖さはまったく感じませんね。


鬼教官にアイスのリードのいろはを一から教えてもらい、アックステンションなど知らない知識も増やしていざリードです。うん、問題なかったよ。楽しかった♪




てなわけで、この日はトップロープを横向沢に2本はって練習しました。リードする際は、ちゃんと安全策をとって楽なところを狙って登りましたが、本沢は右はゆるいですが、中央と左はわりとバーティカルで、昨日の「「立っているところはムーブを繰り出せ」の続きの練習にはもってこいです。




立っていても中央なら今のわたしなら楽に抜けられます。細かい氷を壊さないよう優しくアックスやアイゼンを決めるのがコツみたいです。ここでムーブの出し方など学び、




左のシャンデリアに挑みます。ここも難しさは感じませんが、昨日のウメコバF6よりバーティカルで、腹前が空洞だから、足の決め方如何ではハング状態になるので、ルートとしてはこの2日間で一番辛いです。


でも抜ける分にはやはり問題ないですね。腕もパンプしないし、ふくらはぎが疲れるというようなこともない。アイスクライミング、、、、すっごい楽です!! フリークライミングとなんら変わらない感覚になってしまった。単純に楽しいだけ。もっといろんなルート登りたい!!


昨日の先輩からの教え、本日の鬼教官のスパルタ指導、この2日でわたくしめ本当にアイス一変しました。最高に楽しかった♪




そんなわたしは、昨日見せてもらっさ際に「なんて動きだ!」っと唸ったばかりのダイアゴナルまで既に繰り出すことに成功したのでした。うーん、教え方が上手いんだね。ありがとう教官!


横向でお腹いっぱいになったら、別班のいる沢に移動。会長と後輩のAくんが面白いことをやっていたので混ぜてもらう。斜度のゆるいアイスをノーアックスで登る、いわばフリーのスラブの足で登る練習。これは初めての遊び方で、純粋に楽しかった。


因みに、その氷をノーアックスで初登したのはわたしなのでした。やっぱりアイゼンの前爪にしっかりのれてるってことだよなあ。これは本当に以前では考えられないことだよ。うんうん




ペツル登りなど、日が暮れるまで教官の指導を受ける、お腹いっぱいの1日なのでした♪


2.まとめ(2日目)

いうわけで、アイスクライミングのレベルが飛躍的に上昇したわたしです。バーティカルなルートでも基本難しいムーブが必要なければ、どこでも抜けるくらいの自信は持てるようになりました。リードも傾斜に挑戦せずに安全なルートを模索していけば、問題なくこなせそうです。


これからはムーブが必要な難しいルートをトップロープで勉強したり、とにかく長い100m級のルートにセカンドでいいので、取り付いてみたいです。2日登っていても腕、足ともにまったく問題なかったので、アイス体力も結構ありそう。どっかのロングルートで試してみたい!


しかし課題はある。①スクリューを利き手であれば問題なく入れられるのに、左手だと入れられないという事実!(地に足が着いているところで練習するしかない)②アイスで革変したと喜んでいるけれど、まだ12日調子良かっただけのこと。次もそうだとは限らないので、過信してはならない(直前に勝田全国マラソンを裸足同然シューズで完走したから、足首下が鍛わっていただけの可能性あり)。


ともかく、この感触を忘れてはならない。今シーズンのアイス目標は5回入ることだったから、あと1回入れば目標達成。でも後2回くらい入りたいなあ。できたら入ったことのないルートで。楽しみだなあ、早くアイスに行きたいよ! ん~いままでとはまるで別人だ(笑)おわり