近況374.勝田全国マラソンで最遅タイム更新! | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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前回書いたとおり、日曜日は勝田全国マラソンに出場してきました。後輩のペースランナーとしての出場だったのですが、これが想定していたハプニングがそのまんま起きて、とんでもない結果となってしまいましたので、残念賞。



というのもですね、最初の給水所(5キロ過ぎ)で、後輩を見失ってしまったのです!おれのことを気にするような後輩ではないのは分かっていたので、わたしが見失ったらはぐれるのは分かっていた後輩でしたが、給水場でちょっと目を離しただけで、もう何処にもいない。ゼロコンマ数秒、目を離しただけで、跡形もなく消え去る後輩。オーマイガッツ!



てなわけで、わたしはその後給水所をウロウロするも見つけられず、5分くらい見渡しのよい歩道側に出ているも、後輩が見つけてくれる気配はなし。これは先に行っているのだなと、猛スピードで10キロくらい追い上げるも、やはりどこにもおらず。これまさに消息不明!



ハーフ地点。ここでわたしは思案した。どうするのが妥当であろうかと。初フルマラソンである後輩、現時点でわたしよりも先を走っているなら良し、その後輩は最低でもフルマラソンは完走できることになる。問題はわたしより後ろにいる後輩だ。わたしとはぐれてやる気をそがれている可能性がある。わたしだってかなりこんなことで頭悩ませているだけで、メンタル消耗しているのだから、可能性としてはなくはない。



助けるべきは、わたしより後ろにいる場合の後輩だ。



てわなけで、わたしはハーフ地点以降も、キロ9分ペースくらいで走り続け、とにかく多くの後続ランナーに抜かれたおす。後輩が追いついてくれることを期待しながら。ま、30キロ地点に辿りつく前に、いくらなんでも、あの後輩がこんなに遅いわけはないと、気楽な走ってましたが、あれ?と思いだした。



これ、わたし完走できるのかしら?と。35キロ地点。係員に勝田の制限時間って6時間でしたっけ?7時間でしたっけ?(確か7時間だった気が・・・)と聞いてみる。返答は時刻で1630分までですよ~だ。ん?ということは(計算・・・)6時間制限か?!



35キロ地点で時計の針が指し示しているのは1546分あたり。残り44分で7km195m。これは予断が許されない!!とうのもですね、勝田はスタート後4時間で交通規制が解かれて、交通ルールに従いながら走らなければならなくなっているのです!つまるところ、何度となく起こる信号待ち地獄!信号待ち抜きでも残りkm6分あたりで走らないと間に合わない計算だから、残り7キロで信号は7回くらいあるんだろうか?一回待たされるたびに1分近くロスしていけば、間に合わない計算になる。


因みに、ネットタイムでは余裕で6時間切れる計算なんだけど、グロスタイムのゴール6時間制限をクリアするのはかなり厳しい。残り7km全力走りするほかない。



というわけで、この時点でわたしより後ろに後輩がいた場合、確実に完走できない状況なので、この時点で後ろに後輩はいないと決めうち、無駄に残りの7kmを全力走りするのでした。てなわけで、なんとか残り数分残しでゴールすることができました。最後の7km400名は抜いたに違いない(笑)。



しかし、靴を履いての記録では今回のタイムがフルマラソン最遅。皆さんは早く走れば走るほど疲れると思っているかもしれませんが、自分のペースよりかぎりなく遅く走るというのも疲れるものなのですよ。永遠と足踏みしているようなものですからね。今回もトレーニング効果を高めるため、裸足同然のファイブフィンガーで出場したのだからその結果は宜なるかな。疲れたけどよいトレーニングになりました♪



そうだ、はぐれた後輩はですね、わたしよりも数十分も前にゴールしてました。いみじくもわたしの初フルマラソンのタイムと同じタイムで!今回はペースランナーとしての務めを果たすことができなくて申し訳なかったけど、一度経験してしまえば、次はもっと速くなるはずだし、今回はやはり途中歩いてしまったようなので、歩かないというだけで30分はつまるに違いない。また出場して欲しいものと思う。



兎にも角にも、いい練習になりました。ここから本ちゃんの古河はなももに向けて仕上げていきます。一ヶ月あるのでなんとかなるででしょ!(おわり)