1.行動予定
初日(11/30)
2:00 大谷駐車場出発
7:00 竹宇駒ケ岳神社着
8:00 登山開始
17:00七丈小屋到着
2.山行記録
11月の最後の週末を利用して、甲斐駒ヶ岳を黒戸尾根から登ってきました。昨年も山岳会のメンバーと登ったルートですが、その際は8合目までしか行けなかったので、今回はそのリベンジとなります。今回は先輩に連れて行ってもらうのではなく、自分がリーダーとして後輩を連れていく立場。非常に楽しみです。
↑昨年の登山終了地点8合目の写真
竹宇駒ケ岳神社駐車場から登山スタート(駒ケ岳神社は二つあるので、間違えないように気をつけましょう)。甲斐駒の黒戸尾根は日本三大急登の1つに数えられていますが、その中でもエース的な存在の急登で、その累計標高差たるや往復4600m以上!!それを往復17㎞かけて登り下りするわけです。ネパール帰りでなまった私には丁度いいトレーニングです。
因みに、わたしは甲斐駒を南ア全山縦走で登っていますが、その時は暴風雨が到来していてですね、景色もなにもあったもんじゃなく、
こんな感じでしたので、今回は甲斐駒からの景色を堪能してやるぞというこっちのリベンジの気持ちもありました。
しかし今回の天気予報は両日快晴のようで、そこは心配ありません。問題はわたしと後輩の体力のみか?幕営用装備を担いでいるので大変です。今回はテントも4,5人用を上げたので無駄に疲れます。
今回は1時間も登るとすぐに雪がつき始めました。前日までの二日間に寒波が入っていたのでかなり降ったみたいです。これは上がどうなっているか楽しみですな。
この日最初の富士山初お目見え。このルートは本当に眺望が最高です。素晴らしいルート♪
しかしずっと登りなので疲れます。パートナーも休みたいと簡単に言ってきます。体力自慢のパートナーなので、これは珍しい。リーダーとして定期的に休みを入れるようにしなければ。
刃渡りも雪がついてて、さっそくピッケルを出しました。
開けた景色は最高♪
鎖場も雪化粧しているので慎重に
7合目に一度降りれば、甲斐駒ケ岳の山頂付近がやっと顔をみせます。後輩が雪に染まった甲斐駒を見て、カッコいいと声を出す。わたしもそう思う。
黒戸尾根で一番危険だと思う場所。落ちると確実に死にます。でも鎖が付いているので、慎重に登れば大丈夫と、持っていったロープは出しませんでした。
そんなこんなで1日目は終了。七丈小屋のテン場は大変賑わっており、小屋に近いテン場は完売。9張りくらいあったでしょうか。わたしたちは少し上のテン場まで登って張りました。こちらにも先客が一張りありました。昨年はわたしたち以外は2,3隊しか入っていませんでしたからビックリです。
ともあれ、計画書には17時到着予定としていたテン場に15時過ぎには着けたので良かったと思います。早めに着けば長く休めます。夕食をとって19時には就寝。テント内は氷点下を当然超えるので寒かったですが、持ち込んだ防寒装備をすべて着こめば大丈夫でした。(2日目につづく)