やっとこさ行ってきました。三鷹の森 ジブリ美術館！！ここは日本人なら誰もが知っているジブリが旗艦として立ち上げた美術館です。ともあれ、いったいなにがあるのでしょう？公式ＨＰを閲覧してもイマイチピンときません。順路がなく迷子になろうがコンセプトらしいから、空間それ自体を楽しめということなのだろうか？まあ入ってみれば分かることです。さっそく行ってみよう！
館内は撮影禁止なのでした・・・
よーし、えーと、ここを曲がって、ここを上がれば、、、ここだ！
どーん！というわけで、撮影ＯＫの屋上に出てきましたよ。なるほどね、特別見るものなにもないわ（笑）。ジブリファン馴染みのキャラが館内のいたるところに鏤められているということ以外に、展示物といったら特にない。ファン垂涎のジブリ作品の制作過程の資料がどっと展示されているのが嬉しいのと、あとはアニメの基本構造の展示やフィルム（映画）の構造を教えてくれるコーナーがあるという程度かな。面白いは面白いけどね、特段すげーものがあるって感じではない。
までも、ここはおれとしては遊びにくる場所というよりも勉強にくる場所に感じたね。なにせ、コンテ集がしっかりと揃えてあるのだ。おれの行った日はトトロとぽろぽろの２作品があったけど、これは非常に勉強になるよ。既に自分でもポニョのコンテ集を所持し勉強しているくらいだからね。コンテは非常に有用な教科書です。朝入って全コマ眺めたおしたい･･･。でもいったい何時間かかるんだろう･･･。まそういうオタクな感じの場所としては十分機能している（笑）。
中にあるカフェは健康志向のソレでした。高いわりにはあまり・・・だったかな。ともあれ、それもいい思い出です。さてさて、そんなこんなで、期待はずれだったのでしょうか？いやさ違うね！入館料１０００円は入る前から既に元取れているのがこのジブリ美術館のミソなのです。だってここだけでしか観られない映画を１本観て帰れるんだからね♪
この日の上映は「パン種とタマゴ姫」。原作・脚本・監督：宮崎駿、音楽：久石譲でおくる１２分の短編だ。パン種とタマゴでどれだけのもの観せてくれるのかと期待していたら、期待を越える作品に仕上がってたので嬉しい誤算。パン種とタマゴをキャラ化しただけで何故にあれだけのドラマが生み出せるんだろうか、やっぱ凄い手腕だわ。しかしアニメーションよく動いてたなあ、、これ観られただけで大満足出す。他の短編作品も観られる機会は来るのだろうか。三鷹は遠いな、期待しないで待つことにしよう。
以上です。三鷹までわざわざ行く価値があるかと聞かれると首をかしげてしまう場所ですが、ライト層よりもコアな人向けの場所だと思うので、我こそはという方は一度出向いてみるといいかもしれませんね。カフェで食事するのはあまりオススメしませんが（おしまい）