GW初日は、至仏山へバックカントリーで入ってきました。しかし、皆さんご存知のとおり、天気は大荒れ、風速20㎞以上ある強風にボードを担いでいるわたしはよろめかされて大変でした。そして寒さ!装備が真冬装備ではなかったので、体感としては山経験史上最悪でした。もっと寒い日はあった。でもそれはぬくぬくとした装備であったからさほどのきつさはなかった。今回は出発の地である宇都宮が晴天だったので、無駄な防寒着を車中にデポしてきてしまったのだ。それがいけなかった。本当に震えるような寒さでした。稜線に出てからの寒さは、あと一歩間違えればというところまで来てましたね。危なかった。
それでも山頂まで行けて、帰りも滑走を楽しむことができたのは、大先輩たちのおかげです。もし、わたしがリーダーだったら、もっと早く撤退の判断をせざるを得なかったし、帰りも来た道を戻るという選択しかあり得ませんでした(つまりは滑れずに板を背負って歩いて帰るということ)。早くこういう先輩のような立ち位置にわたしも立ちたい。それにはこういう経験をたくさんしなければならないわけですね。今回はとても勉強になった山行でした。なんでも晴天ならいいってもんじゃないぜ!(楽しかった~)