速報③第84回アカデミー賞ノミネーション発表がありました! | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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本年の最多ノミネート作品は、スティーブン・スピルバーグ監督作「リンカーン」で、主要5部門を含む計12部門でノミネートの栄光を手にしました。それを追うのは、11部門でノミネートを受けたアン・リー監督作「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」と8部門でノミネートを受けているデヴィッド・O・ラッセル監督作「世界にひとつのプレイブック」の2作品。後者は、主要8部門で候補入りするというオスカー史上初の快挙を成し遂げているだけに、本年の大本命といってもいいでしょう。歴史的な作品の誕生です。このまま受賞なるか?!


前哨戦でトップを走っていた「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャサリン・ビグロー監督と「アルゴ」のベン・アフレック監督は、会員に嫌われた感。直前の英国アカデミー賞ではアフレックは監督と主演男優でダブルノミネートを受けていただけに、本人もがっかりしていることだろう。しかし、もっとがっかりしているのは「ムーンライズ・キングダム」のウェス・アンダーソン監督。前哨戦で評価が高かったにも関わらず数年前から10作品まで候補入りできるようになった作品賞の選からも漏れてしまった。


逆に、会員が愛してやまなかったのはミヒャエル・ハケネ監督作「愛、アムール」。作品賞と監督賞と外国語映画賞というトリプルノミネートを受けており、前例のないカンヌのパルムドールとアカデミー賞3部門というクアドラブル受賞という大快挙に挑む。


日本人関連のノミネートでは、昨年お亡くなりになった故石岡瑛子さんが「白雪姫と鏡の女王」で衣装デザイン賞部門でノミネートを受け、短編賞(アニメーション)部門で最終候補に残り期待されていた大友克洋監督の「火要鎮」は選からもれた。その他、主演女優賞部門でノミネートを受けているエマニュエル・リヴァとクヮヴェンジャネ・ウォレスは、それぞれ最年長候補と最年少候補であり、もっとも年齢差のある両名が並んで笑顔で写真撮影を受けている姿を目にすることができるだろう。


そんな待ち遠しい授賞式は2月24日です(現地時間)。いまから楽しみに待ちましょう♪


■以下、複数ノミネーションを受けた作品一覧■

12部門 リンカーン

11部門 ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227


8部門 レ・ミゼラブル

8部門 世界にひとつのプレイブック

7部門 アルゴ


5部門 愛、アムール

5部門 ゼロ・ダーク・サーティ

5部門 ジャンゴ 繋がれざる者

5部門 007/スカイフォール


4部門 ハッシュパピー バスタブ島の少女

4部門 アンナ・カレーニナ


3部門 ザ・マスター

3部門 ホビット 思いがけない冒険

2部門 フライト

2部門 スノーホワイト