会の後輩に走りに興味がある人がいたので、来年の勝田全国マラソンでマラソンデビューをさせ、どうせ出るんなら、初フルでにサブ４も達成させることにした。わたしとしてもサブ４請負人デビューというわけだから、この仕事は成し遂げねばならない。因みに、わたしの理論は常識からかなり逸脱しているので、素直に信用してくれない人とは上手くいかない。その点、この後輩は素直なのでとてもよい。そこで、サブ４に向けて膝に負担をかけずに長距離走のできるトレランを薦めすることにし、10月末の宇都宮トレイルラン、11月中旬の陣馬山トレイルレースに参戦してもらうことにした。因みに、マラソンのほうは、11月に宇都宮マラソン10㎞、12月頭と1月頭ににハーフの大会に出場してもらい、1月末の勝田全国マラソンの本番でサブ４という段取りになっております。
さて、昨日はそんな彼をトレランデビューさせるべく予定を組んでいたのですが、あいにくの強雨。「雨ですけどどうしますか？」なんてメールが前日に届いたので、「大会は雨でも開催されますよ？取りあえず予定通り集合」なんて返信したものの、わたしは辛いことが大嫌いなので、集合した上で強雨につき中止、クライミングジムに移動～みたいな流れを期待していたわけです。しかしこの後輩は違ったね。さあやりましょう！とやる気満々。あーそうなの、そういう感じなんだ。へ～
いう訳で、強雨の中、後輩をトレランデビューさせて来ました。走ったコースは宇都宮トレイルランの大会コース（16㎞）。後輩も本大会には出場するので、今回は大会コースの試走も兼ねています。
しかし強雨の中でも案外走れるものだね。滑るは滑るけど、滅茶苦茶滑るということもなく、案外気持ちよく走れてしまった（トレランって晴れよりも雨天のほうが断然楽ね）。これからは予定していた山行が雨天中止になった場合、古賀志にトレランしにこよう。休みが無駄にならなくていいし、雨天時の練習もしておいて損はないはずだ（現にわたしの靴紐なしトレランシューズ（ワイヤー）は、大会なんかに出てもゆるむということがなかったのに、雨だと直しても直してもゆるまってしまうという弱点が露呈）。雨天時にしか気づけないこともあるから、鋭意雨が降ったら古賀志に入りたい。
後輩は後輩で、最初はバテていたものの、稜線にとりついてからは調子を取り戻し、古賀志山頂なんかではニコニコ顔。山頂から駐車場までの最後のくだりは自由に走らせてみたら、わたしが追いつけないほどのスピードで下っていきやがる。早くも下りの恐怖心を克服してしまったようだ。このメンタルとこの速力なら大会でもわたしより順位は上になるだろう。わたしはスタミナはあるけどスピードが全然ないから。そんなことないですよ～とか後輩は言っていたけど、わたしは騙されないぜ！（て、違うか）
兎にも角にも、周辺でトレランやっている人間はほとんどいないので、興味を持ってくれる人がいることは嬉しいこと。トレラン楽しいんだよ。雨の中ですら、山頂に立ったり稜線飛ばしたりしているときの爽快感は、縦走とは違いまた格別のもの。このままトレランにはまっていってくれることを期待したい。でもって、わたしも追い抜かれないよう鋭意努力していかなくては。（おわり）
追記
因みに、上野原トレイルレース終了後、わたしは結果についてまったく言及していませんが、不肖ながら無事に完走することができました。なので、今年の目標だったNESチャンピオンシップファイナリストの称号は手にしていると思います（たぶん）。でも、なにぶん公式発表がまだだから、なんとも言えない状況が続いております。わたしにもファイナルパーティーの招待状が届くのかはいまのところ不明ですが、取り敢えず、NESチャンピオンシップの３大会すべてを完走できたのは間違いありませんので、その旨だけご報告しておきます。ここらへんは結果分かり次第集中的に投稿していこうと思っていますので、興味のある方はお待ち頂きますように。