南アルプス縦走後は、クライミングジムには3回ほど行ってます。約3週間ほど経っているから、丁度いいペースですが、実際は1週間近く休んでいたから、最近連ちゃんしてきた次第です。さて、縦走記総括でも書いたとおり、わたしの足は縦走の衝撃に耐えるために肥大化しており、とにかくクライミングシューズがきつくてならない。いまは徐々に治まってきているが、当初は登っては脱ぐを繰り返すほどでした。いまも結構痛いです。
それはさておき、南ア縦走前のわたしは10bオレンジがレッドポイント(RP)できなくて停滞している状況でしたが、色々考えて、フリーの壁には当分さわらないことに決めました。たぶん今のわたしは南アで身体ができあがっているので、10bオレンジはRPできると思うのです(という気がしてる)。でも、できたからといって、その先の10cや10dが攻略できそうかと聞かれるとどうもできそうにもない。
そこで、当分はボルダリングに専念することにした。ボルダリングの壁で、さまざまな形のホールドに慣れることが、結果フリーの上達にもつながると思うのです。そこで、ボルダリングの壁の5級ルートをすべてクリアするまではフリーをやらないと決めました。
そして、この3回でボルダリングに専念し、かなりのところまで行きました。6級ルートは手こずっていた最後の1ルートをとうとう攻略し、5級ルートも10あるうちの5ルートまでRPに成功しました。残りの5は、ルートがスリーパーだけで構成されていてとても登れそうにもない奴だったり、ホールドが少なすぎて登ること自体不可能なんじゃね?的な攻略の糸口も掴めないルートだったり、ホールドが小さすぎてとりつくこともできなかったり、おいらには困難なルートばかりです。
でも今は登れている5級ルートも最初はどこも難しかったし、不可能と思えるようなところもあった。挑戦していれば必ず攻略はできるんだろう。諦めないことこそが重要だ。それに残りの5級ルートを攻略し尽くころには、フリーの10c10dもやれる力が身についているかもしれない。まさにおいらの作戦通り。
取り敢えず、いっそうクライミング環境を整えて上達を早められるよう、ジム職員さんと仲良くなるべく、職員さんに親睦会を提案したら了承してもらえたので、そこから始めることにする。海外にも行っているようなアルピニストさんだったり、力のある職員さんばかりだから、きっとためになるに違いない。楽しみだ。(おわり)