『モカカフェ』(イエメン共和国)-世界百カ国の料理を食べる98。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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映画館が消えてからというもの、とんとご無沙汰となった恵比寿に久々に来訪しているということで(ライブのため)、ならばと代官山まで足を伸ばして、前から行きかかったカフェを訪ねた。



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見落としそうになるも看板を発見。



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店と店の間の細い路地を入っていくとありました。イエメンのコーヒーと中東の焼き菓子が食べられる「モカカフェ」さんが。


コーヒーの種類は5,6種類くらいあり、どれもまったくおいらの知識の埒外のネーミングがついている。見たことも聞いたこともないようなものが多かった。さて、モカといえば、コーヒーのツートップの一角を担っている有名な豆ですが、モカの発祥の地ってしってました?そうなんです。モカ発祥の地こそブラジルなんですねえ~~~~。え~え~ブラジルなんです。嘘です。イエメンなんですねえ~。この流れでイエメンでないわけがありません。モカという名称はイエメンのモカ港から欧州に運びださているコーヒー豆のことをさしていたわけですね。だから実際の問題、品種がどうとかそういうわけではないのです。で、このモカカフェさんにあるコーヒーの大半はモカで、それでもいろいろと種類が豊富で、説明書きを読んでも千差万別様々なタイプの豆がそろっています。それでもみんなモカ。お高いけれどご主人の母国であるイエメンからちゃんと空輸しているそうなので、安心だ。取りあえず、なにがなにやらなので、オススメを聞いて注文することにした。



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店側のオススメは「モカ ソマラ山」と「キャロットケーキ」。聞いたことのない焼き菓子を食べたかったけど、奥さんが一番人気があると言っていたので素直に信頼。ソマラ山はソマラ山の農園で収穫された豆で、赤ワインに近い味がする豆とのこと。楽しみである。


結論から言うと非常に満足であった。珈琲は本当に赤ワインのようであり、熟成されていながらキレがしっかりとあって口内からの消え方が素晴らしい。香りも酸が届くか届かないかという面白いもので、はっきりいって、飲んだことのないタイプの珈琲でした。この企画「世界百カ国の料理を食べる」の本旨にかなった珈琲。はるばる飲みに来た甲斐があったというものだぜ。


焼き菓子も一番人気納得のちょうどよい加減のバランスと食感が保たれた一品で、珈琲とよく合い、美味しくいただけました。これは日本人好みに調整されていますね。でも良かったと思います。この店では珈琲の殻をスパイスと一緒に煮だしたギシルというイエメンのポピュラーな飲み物も提供しているそうなので、チャンスがあったらもう一度くらいは足を運んでみたいと思います。


兎にも角にも、あと二カ国で百カ国達成。うーむ、長いようで短かった。いろんな店や地域に顔が出せていい企画だったなあ、と終わってもないのに感無量。(おわり)


「世界百カ国の料理を食べる」まとめページ。

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