本日紹介するのは、おいらが２０カ国目として食べてきたお店で、中野駅からほど近い『La Brasca』さん。コロンビア共和国の料理を食べさせてくれるお店です。
とはいっても、このお店はいまやありません。東京の外食系の出閉店の動きはとても早いもので、いつか行こうなんて保留にしておくと、たいてい食にありつくにいたりません。東京での商売はとにかく経費がかかるので、味だけ良ければ上手くいくなんてものとは次元が違います。そうそう、思いだました。そもそもこの日おいらは中野までコロンビア料理を食べにいったのではありませんでした。もともとは都内で唯一のアイヌ郷土料理を食べさせてくれる店を訪ねにいったのです。そしたらなんと、そこが閉店していてですね、それで急遽のコロンビア料理となった次第。やはり東京の変化の流れは早いです。現状では都内でアイヌ料理はありつけません。情報お持ちの方はご一報ください。
さてコロンビア料理の話し。この日は同伴者がいたので、結構いろいろ頼めて、良かったと思います。
コロンビアの主食であるエンパナーダ（とうもろこしの粉で作った生地にひき肉他をつめて揚げる料理）を筆頭に、
バンデヤ・パイサみたいな奴（プラテーンにごはんと肉料理）
これはアレパ（下）とコロンビアならではのチーズ（上）。コロンビアあたりにはわりと独自のチーズがあったりして、コロンビアの方々もなにかというとチーズを利用するんだそうだ。アレパはとうもろこし粉で作ったパンみたいなもの。
あとはコロンビアだからコーヒーね。
基本的にどれも食べやすく分かりやすい味でしたね。日本の食堂のような感じで普段感覚で使える料理だと思います。まあ日本で食べる分には割高になってしまいますが。兎にも角にも、個人的には日本でわざわざ高いお金を出して食べるなら、もっと個性的な料理のほうがいいかなと思っています。そういう意味では、チーズが一番くせがあって良かったかも。（おわり）
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