『ドラゴン・タトゥーの女』THE GIRL WITH THE DRAGON TATTOO
観賞動機:原作のファンだから。
メモ:原作の魂を抽出しているとは言い難いが、ドラマ仕立てで3部作であることを前提に撮っていることがよく分かる3分の1としては見事な構成(次作への伏線も多いので単体としては完全には評価しにくい)。サスペンスやミステリーといったジャンル映画機能が薄弱なのは問題だが、フィンチャーのチームのセンス、特に見せない編集の見事さは卓越していて興奮する。主演女優も秀逸な役作りで、ここを軸にコンセプトアートがガチっと決まっている。それだけに配慮のないボカシ処理は残念でした。
*これは感想文ではありません。