本日のら麺ファイル63『中華蕎麦サンジ』 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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小山のラーメンもほぼ食べ尽くし、とうとう敬遠してきた「中華蕎麦サンジ」に挑戦だ。言わずと知れた人気店だが、だからこそおいらは遠慮してきた。というのも、ここはどろっどろのラーメンを出すらしいのだ。明らかにおいらとは合わない。合わない店に行って不味いと書くのは気がひける。いうわけで、おいらは今まで食べないできた。がしかし、いい加減行かねばなるまい。


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並ぶかと思ったらすんなり入店することができた。注文は“特製中華蕎麦”。極太麺だから注文してから品が供されるまではかなり待つ。しかしいざ来てみると待たされるのも楽しくてしょうがない。やはり人気店に来るとワクワクする(だから合わなかった時はなおのこと凹むわけだが)。それにしてもこの店の居心地はどうだろうか。なぜか居心地がいい。右前に立っている長身の体育会系の店員の姿勢があまりに綺麗だからだろうか。ピシッと立っている。しかしながら客に威圧感を与えず、ましてや嫌な見てまっせ光線も出してこない。ふーむと顔を左に回してみると、驚くべき光景が飛び込んできた。なんと座席に座っているお客から注文を取っている際、店員がお客の目線の高さに合わせるべく中腰ならぬ低腰になっているではないか!人気店と言われながらにしてなんたる見事な接客!これが「サンジ」か!


帰る際も店員がドアを開けてくれたことは言うまでもない。ああ素晴らしいお店だった。こういう気持ちのよいお店だとまた来たいと思ってしまうよな。うん、また来よう。ごちそうさまでした♪


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じゃなくてですね、ラーメンのほうは、これがまたビックリなんですが、どろっどろはどろっどろなんだけど、まったく油っぽくなく、逆にさっぱりとさえ感じるような不思議なスープになっていた。見た目はあきらかにしつこそうなのに、実際食すとサラフワなスープなんですなあ。極太の麺によく絡んできて、極太の麺を噛み噛みしながらこのドロドロはようするに出汁なんだなあと思いいたり、そのサラフワ感が嬉しくなりました。ドロドロと聞くと敬遠してきましたが、こんな方向性のドロドロがあるなんて!勉強になりました。また食べに来ます!!


2012【小山】中華蕎麦サンジ 特製中華蕎麦 ☆☆☆★