Night Runner Report Vol.6.3 「２大会連続サブフォーは達成し得たのか」

Vol.6.1（http://ameblo.jp/tama-xx/entry-11141119165.html ）のつづき

Vol.6.2（http://ameblo.jp/tama-xx/entry-11142083086.html ）のつづき

~25㎞区間　28分03秒15（2時間14分29秒）㎞5分36秒ペース

~30㎞区間　28分09秒13（2時間42分38秒）㎞5分37秒ペース

起伏とターサーのペラパラ靴底が、おいらの脚部を限界まで痛めつける。ハーフでさえ痛くてしようのなかったターサーである。30㎞を迎えたおいらはまさにボロボロであった。問題は脚部が痛いということと、おいらの心肺がピンピンしているといのが、マラソンでは両立し得るということである。ようは痛みが限界を超えたからと歩いてもよし、痛い足を無理にでも動かして進んでもよしだ。

~35㎞区間　29分53秒41（3時間12分32秒）㎞5分58秒ペース

30~35の5㎞は、それはもう久しく忘れていたマラソンが厳しいスポーツであることを思い出させられるほどの過酷なものだった。足はボロボロ。足はボロボロ。足はボロボロ。あーこれ以上書くことがない。しかしフルマラソンは30㎞からを楽しむためにエントリーするものだ。30㎞から楽しまない人間は、ハーフに出ていればいい。フルはこここそが見せ場なのだから。ここで最高のパフォーマンスを見せませい！腕時計をなんどとなくチラ見して、兎に角㎞6分のペースにまで落ち込まないように、自分の尻をむち打ち追い込む。追い込まれているのに追い込む。この時点でおいらが目指していたのは腕時計が記録し続けているラップ表に恥ずかしい数字を残さないことにあった。㎞6分に落ち込みそうなら、そこが関門であるかの如くダッシュして時計がしめしている数字を調節した。後のことなど考えてもいなかった。時計にひっぱられてただただ走るおいら。

~40㎞区間　29分29秒31（3時間42分01秒）㎞5分53秒ペース

そして40㎞標識を通過。残り2.195㎞！！それでタイムは3時間42分何某！よしこのタイムなら２大会連続サブフォーは達成だ！！あ～良かったあ。流石おいらだぜ。やるときはやるよね～。あとは流せばいい、なんか脚部がやばい感じだからね・・・ん？

はてな？

・

もしや？

おいらは気付いてしまったのである。40㎞地点で42分01秒ということは、55分切りが達成可能なのではあるまいか。残りは12分58秒。2.195㎞を12分58秒で走りきるには、、、、残り2㎞を㎞6分で走って、最後の195㎞を58秒で走り切ることができたなら、3時間55分切り達成である。3時間55分1秒でゴールするのと、3時間54分59秒でゴールするのでは天と地ほど違う。河口湖で4時間切りを達成し、勝田で55分切りを達成したといえることの意味は大きい。まさにそこには自己記録更新以上の意味、そう確かなる成長を垣間見ることができるではないか。これはもう走るっきゃないでしょ！！

おいらの勝田全国マラソンは、最初から最後まで楽して走るという区間のない、厳しい限界への挑戦となった。河口湖で終盤に向けてペースアップしていったあの気持ちの良い走りは何処へやら。今回の最後の2.195㎞は、死に物狂い。ペースアップなんてとんでもない。兎に角ペースを維持することだけ。減速をゆるさない。ただそれだけ。鞭を雨霰のように連打し続ける。この駄馬め、走るのよ、走るのよ！間に合え、間に合うんだ！！

行っけぇぇぇ～～～～～～！！

~42.195㎞区間　12分??秒??（3時間5?分??秒）