Vol.6.1(http://ameblo.jp/tama-xx/entry-11141119165.html )のつづき
勝田全国マラソンのコースは評判通りの起伏の激しいコースでした。コース設定は簡単に言ってしまえば、大きな長方形のようなコースを1周するだけのシンプルなもの。それだけに、起伏が激しいのは一時ではなくずっと続く始末。そして、その起伏が延々続く直線上に見てとることができるのです。眼前につづく、大きく波打つアスファルト道路。波平さんの髪の毛かよ!と突っ込みたくなるほどの、綺麗なウェーブが延々と続くのです。起伏はゴール直前まで続きます。基本的には厳しい印象を受けました。しかし、歴史ある大会だけに沿道の応援は多く、またエイドステーションなどもしっかりしており、とても好感のもてる大会でもありました。それは、この大会の翌年(つまり2012年)も本大会にエントリーしたことが如実に物語っているでしょう。要するにおいらはこの大会を気に入ったということです。
マラソンなんてものは走り出したら最後あっという間に終わってしまうものです。このあっとういう間には心理面の影響が多大に関係しており、暇だとかえって長く感じたりするもの。走っている最中には頭を常に使っていたほうがいいのです。そういう意味で、この起伏はかえって刺激となります。のぼりくだりで走り方を適切にチェンジしなければ、後半に足にくるでしょう。そうならないためにも対処する。そうこうしていれば4時間なんてあっという間です。
ともあれ、おいらがこの日履いていたのは“ターサー”。底の薄い靴とこの起伏により、おいらはゴール後に、史上もっとも深刻なダメージを受けることとなります。ゴール後おいらは足を引きずって歩くことすらままならなかったのですから!兎にも角にも「勝田全国マラソン」スタートです。(ここからは簡潔に纏めてあります)
~5㎞区間 26分40秒69 ㎞5分20秒ペース
~10㎞区間 25分44秒42(52分25秒)㎞5分08秒ペース
おいらはこのマラソンで致命的な計画を立案していた。それはサブフォーの連続達成など当然だから、今回はその上のサブ3.5のペースで走ってみるというものだった。そして、走っている最中にサブ3.5のレベルに到底自分が達していないと分かった時点で、サブフォーのペースへ切り替えるという2段構え。いま思えば馬鹿も休み休み言えというところだが、この頃のおいらはこれでも行けると信じていた。というわけで、出だし5㎞はゆっくりめでスタートしたものの、5~10㎞区間は㎞5分近くまでペースを引き上げた。これは河口湖より10㎞地点で4分も速いペースであった。
~15㎞区間 26分59秒50(1時間19分24秒)㎞5分23秒ペース
~20㎞区間 27分01秒87(1時間46分26秒)㎞5分24秒ペース
上記のような無謀なペースで走り出したおいらに待っていたのは、勝田の波打つストレートレーン。上下を繰り返すこととなる起伏は、早々とおいらから体力を奪った。サブ3.5なんてとんでもない。サブフォーだって成せるかどうか。これはペースを大幅ダウンさせなければ!!(つづく)
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Vol.1 「サブファー(再)挑戦記。」
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Vol.2 「休息と準備」
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Vol.3 「はっぴょう2011計画」
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Vol.4 「ハーフ自己新挑戦」
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Vol.5 「勝田全国マラソンまでの練習記録」