『モンスターズ 地球外生命体』MONSTERS
評判通りのセンスある監督。怪獣モノのフォーマットでロードムービーのソフトを走らせながらラブストーリーをやってのけるというジャンルミックス脚本が優秀で、原題の「MONSTERS」は、じつは■■■■な人々という社会派要素もスパイスになっているから二度美味しい。但し、怪獣はほぼ出てこないから、本作にエンターテインメントを望めば肩すかしをくらうだろう。しかし、南米ロケの雰囲気はそれ以上の御馳走となっている。その魅力ある撮影を担当したのは監督自身で、この人は脚本も書いているから、この作品の魅力は彼一人が生みだしたようなもの。久しぶりの逸材。先物買いしておく価値大あり。
*これは感想文ではありません。