明日から父の古希お祝いとして、家族総出（９名）で草津に旅行に行くことになりました。息子からのプレゼントととしての旅行なのだけど、プランを練るのは遊びほうけているおいらが当然やることになる。しかし、独り身が長いおいらとしてはこのような大勢での旅行の計画は練ったことがない。悪戦苦闘して練ってみたけど、体力のない両親の満足度を最優先に考えつつ、未就学児２名と、おいらよりはるかに安全運転なドライバーがいることを考慮に入れると、１日にできることってたかが知れているということに気付いた。結婚したばかりの長男は金がないし、子ども２名を抱えている弟も金がない。当然プー太郎同然のおいらも金がないから、これはもう完全に貧乏旅行しかない。
というわけで、今回の旅行はおいらが一度行ったことある場所ばかりからチョイスすることとなった。そのほうが見るにしても食べるにしても失敗がないだろうという判断である。結局、計画を練る側というのは、自分の楽しみよりも同伴者が楽しむことを最優先し、同伴者が喜んでくれて成功した暁に始めておいらも喜べるという、なんつうかおいらには難易度が高すぎる芸当である。しかし、そろそろこういう人間味のあることも憶えていかねばなるまい。大きな山を攻略するにしても、周囲のことを考えた計画立案力は必要になっていくのだからね。てなわけで、今週末２日間は親孝行にはげみます。（おわり）