映画雑記Vol.31 先週末から一部劇場にてフィルムで3D上映開始 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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じつは映画観でも結構知らない人がいるんだけど、最近流行の3D映画は当然すべてデジタル上映です。知っている人はなにを今更って感じでしょうが、結構知らない人が多いんですよ(そうだろとは思っていたけど実際確かめていないというか何というか)。ともあれ、ということなので、3D上映が嫌いな人の1割くらいはもしかしたらフィルムでなくデジタルからくる違和感が嫌なのかもしれません。おいらは「アバター」で2Dと3D確かめて、やっぱり断然フィルムだなという結論に至っているわけです。


それはさておいて、最近書いてきたように、デジタル上映は3Dのみならず2D上映にまで普及してきております。それは当然3Dブームがフィルムなしのデジタル上映を後押ししているわけです。このままいけば、当然フィルムの需要は減少し、コスト面で一層見合わなくなり、ああという間に完全消滅してしまうことでしょう(ベータのように)。そこで巻き返しの一助をになうべく、計画を進めていたのが富士フイルム。先週末公開の『シュレック』最新作は、一部劇場で同社の“フィルムによる3D映画上映システム”方式で上映されています(日本初)。この方式なら、既存のフィルム映写機を利用できるため、少ない設備投資で多くの小劇場が3D上映環境を獲得できる可能性があります。


このフィルムでの3D上映は、まだ全国4劇場(ユナイテッド・シネマ大津・金沢・札幌・岸和田)のみの展開ですが、早く関東にも入ってきて欲しいものです。フィルムでの3Dがどんな具合なのか、一度この目で確かめてみたい!