今もっとも話題をさらっている映画といったら『クロッシング』でしょう。都内の上映館では立ち見がでるほどの大盛況で、足を運んだおいらもまた立ち見観賞を余儀なくされた一人です。しかし、その価値はあった。本作は傑作です。満点に限りなく近い評価の作品となりました。
本作は脱北を描いた作品なので、政治的な映画だったら嫌だなとか、北の悲惨さや酷さだけを描いた作品だと嫌だなとか、観る前から色々と考えてしまうかもしれませんが、本作ではそういった心配はすべて杞憂に終わるでしょう。
本年のおいらの作品賞受賞候補の一角ですので、興味のある方は映画館でふるってご観賞のほどを。