今日は速報を出しておきます。秋葉原よりのアニメかなあと思うので、取り上げたもんかなと、ちょっと心配なんですけど、偏見はいかんね偏見は。というわけで、２週間前まで「グレンラガン」の“グ”の字も知らなかったおいらですが、今となっては言うほかない。現在公開中の「劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌編」は傑作です。相当高い評価の作品となりました。本年のおいらの主要賞候補の一角になる可能性もあるので、ふるって観賞しなくてもいいけど、興味のある方は是非ひとつお試しを。
でも注意点が１つ。本作はＴＶアニメの劇場版として制作されているけど、絶賛しているおいらがＴＶ版を観ていないのだから、皆さんもＴＶ版を観る必要はない。けども、けどけども、本作はあくまで劇場版の前作の続きとして機能している部分が幾分ある。よって、ＤＶＤでレンタル開始している前作にあたる「劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮編」は最低限観る必要があるだろう。そこだけ注意ね。
因みに、おいらが何故本作「螺巌編」に行き当たったかは非常にシンプルだ。勉強で本作を劇場で観ることになって、おいら的には「グレンラガンってなに？」って具合だったのだけど、そしたら劇場公開に合わせて劇場版の前作「紅蓮編」がＤＶＤで出ているから観てみればということになり、「ああそうなの」みたないな感じで気軽に再生してみたら、これがＴＶアニメの劇場版としては出色の映画性を獲得しており、こんなしょーもない（凄い）映画が何故おいらの耳に入らなかったのだと狼狽して（秋葉原系アニメに対する偏見が見えているはずのものも見えなくさせるのですな。新作一覧すべてチェックしているはずなのに）、あたふたと本作を観賞しに行った次第だ。これほど自由なアニメ映画をおいらは知らなかった。見事です。