遠征ら麺。(本八幡) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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荒川については、週末競馬またぎになってしまうようなので(ダラダラ書いてて今日完結させるのはとても無理)、今日は今日のことについて書く。つまりは珍しく正真正銘の日記だ。


今日は、本年度アカデミー賞作品賞受賞作品『スラムドッグ$ミリオネア』の封切り日なので、THX環境(簡単にいうと素晴らしい音響システム)で観るべく、TOHOシネマズ市川コルトンプラザまで出向くことにした。結果を出した作品には、それなりに礼を。


THX環境は、最近もっぱら六本木で味わっていたけど、やっぱり市川の音響のほうがおいらには会うなあ。今週末からリニューアルするみたいなので、現況の箱での鑑賞は最後。2004年もっとも通った映画館だから、さらなる向上を期待したいところではある。


ここまでは余談。本題はラーメンの話しだ。上記市川コルトンプラザ付近に、栃木まで評判が聞こえてきているラーメン屋が一軒存在するのだ。その名も「魂麺」。美味い塩を出すとのことである。『スラムドッグ$ミリオネア』とどっちが第一目的かは定かでないが、ラーメン好きの友人と待ち合わせて早速潜入だ。



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席は丁度満席。少し待たされる。狙いは太魂スペシャル(塩)。ここは特別な塩を使用しているらしく、醤油ラーメンより塩ラーメンのほうが70円高いという前代未聞な逆転現象が起きている。おいらもラーメン屋でバイトをしていたことがあるから知っているけれど、醤油と塩の原価を比べたら、塩は普通ただ同然である。バターを無料でサービスしてあげてもまだ醤油の原価のほうが高いくらいである。そんな特別な塩ラーメンの値段設定に驚きつつ注文した。



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到着。麺は名称が示すとおりかなり太い平打ち麺。スープは鶏白湯で濃厚だが、塩の味がかなりガツンとくるので、スープの風味の細かいところまでは味わえない。全体としてマイルドでまろやか、一つ間違えたら洋風かと思ってしまうような味である。バターが溶け込んでいるように感じるのだが、友人はそんなことはないだろと言っていた。バターの苦味に近い味を感知したのだが、塩の苦味なのかもしれない。取り敢えず、全体的によくできたラーメンとの印象だ。味玉にまずOKをださないおいらだが、ここのは久々のOK印(何様なんだおれ)。まあでもおいらにはまだまだしょっぱくて、水がなくてはとても食べきれない。友人は大絶賛していたので、また正油でも食べにきてみようかなと。


14時にラーメン食べてお恥ずかしいんだけども、友人が来る道中総武線から行列の出来ているラーメン屋を視認したらしく、映画を見終えてから寄ってみようとのことになった。その店を発見すると夜営業始めたばかりに違いないはずなのに、店内はびっしりと客で埋まっており、すでに待ち客まで発生している始末(18時頃)。これは突入するしかない。言い出しっぺはおいらだが、友人もGOサイン。早速列の最後尾につくことに。



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店名は「鈴家」。ラーメンとつけ麺双方共売りにしている店らしい。おいらは素直にラーメンを注文することにした。友人はつけ麺を。



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品物到着。一見綺麗なラーメンである。どれどれ。うーむ。店の説明を読むに、スープは鶏濃厚スープ90に○○昆布と魚介をブレンドしたコラーゲンたっぷりのオリジナルスープとのこと。いやいやいや、これはないだろ。だって、天一(天下一品のこと)のように鶏をどろどろになるまで煮込んで骨までくずしてコラーゲン発生させるほどの濃厚なスープを取ったならば、それをそのまま提供できなかったら嘘。それをやってなお、なにか加えたいと思えてしまうのは、まだスープの取り方が甘いということだ。だから昆布や魚介を加えてしまうのである。鶏スープを使えるものにするために、加えるものを試行錯誤するくらいなら、鶏のスープを100のまま出せるように試行錯誤してくれよというのがおいらの意見。昆布入れると昆布が強くなるから、鶏なんて消えるんだよね、折角とった鶏台無しと言わせていただこう。麺は食べたことのない特徴的な麺だったから、スープなんとかしてくれると嬉しいだけどな。ともあれ、次市川に来たとき本店に行列が出来ているのか要注目だ。


友人が食べたつけ麺は、上記ラーメンのスープに甘さを相当加えた最近幅を利かせだした甘いつけ汁。友人が嫌いなつけ汁が甘いソレなので、辟易しておった。両者もう来る必要はないだろうということで同意見。この不況の御時世、素人を厳しいのだ。(おわり)


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