あけましておめでとうございます。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

たまのブログ



旧年中は御愛顧いただき心より御礼申し上げます。


というわけで、やっと年を開けることができました。昨年からずっと酷い生活を送ってきていただけに、なかなか新年を迎えることができずにいたのです。おいらって律儀なのね。年をあけて云々と語るならそれ相応なにか心機一転がなければならないと。別に新年なんていつあけさせたっていいわけなので、ずっと不摂生な生活をしておりましたわ。


さて、2009年に入ったわけですが、おいらにはこれといって何もないような年度になりそうだという予感が早いうちからありました。仕事や様々なことにも慣れ、やるべき遊びも大量に囲い込んでいる身の上です。2008年の延長でまたバリバリガリガリと365日が過ぎていくのだろうという。おいらは11月くらいから頭の片隅で考えていました。来年はどうしようかと。色々と考えた結果、おいらはスノーボードのニューアイテム購入費用として蓄えてきた約6万円で、乗馬を始める年にしようと思いついた。スノーボードのウェアはもう10年近く着続けてきているお古だし、ボードも昨年使い込んで、とうとう縦割れの前兆が入ってきたから、買い替え時期なのは間違いない。でももう使えないのかと訊かれればまだ使える。そこでおいらは一計を案じ、今年はなにもおニューにすることなく、準備していた約6万円をそのまま乗馬クラブの入会費用にスライドさせようと。


何時かは始めようと考えていた乗馬。でも入会費用が無駄に高いという意識があった。しかし調べてみれば、入会費用は約6万円。その入会費用が今目の前にある。まだまだ始める気なんてなかったけれど、この降ってわいたようなタイミングは絶妙ではないか。2007年はフルマラソン挑戦、2008年は富士山、2009年は乗馬元年と記憶されることにしよう。


といいつつも、手持ちの趣味がなにもものになっていないのに、また新たに何かを始めるというのはどうなのだろうかという気持ちがないではない。2009年は本当に乗馬でいいのか。それこそ駆け抜けた2008年の延長戦上にある遊びだけの2009年という風には考えられはしないか。モヤモヤとしたものを大腸の片隅に納めたまま、おいらは年末の映画三昧に突入した。映画を観ているうちに、上記2009年度案は間違いであることが確信できるようになってきた。乗馬という選択肢は想定の範囲外だけど、新しいことにチャレンジし続けるという意味では想定の範囲内ではないのか。結局は未知なる分野への挑戦はいままでの惰性である。いかん。新年というなら常に自分が本当の意味で想定もしなかったことをしたい。


おいらが考えてもいなかった意味ある2009年とはなんだろか。不摂生をしながら考えていたらば、答えが見つかったのである。おいらは今年、何もしないことにしようと。なにもしない一年。素晴らしい。おいらは今年何もしないのだ。高く飛ぶための準備期間にしよう。思えば、おいらにはそのような意識的なタメが生まれてこの方存在してこなかったのではないか。高く飛ぶためにはタメも必要だろう。よし、2009年は決めた。おいらはとことんなにもしない。思い切って何もしない。がむしゃらになにもしない。


いやあ、心機一転2009、幕開けましたよ~。何事もはじめが大事です。最初に脚本かためてしまえばその年のビジョンも、ほら見えてきた(笑)。2009年も面白くなりそうだ。兎にも角にも、こんないい加減なおいらで回りくどい上に長文ですが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


(蛇足)

さて、今年は丑年だそうで、年賀状を手書きで勝負しているおいらとしては、とてもやっかいな干支ということになった。牛のデフォルメはされつくされてしまっている。だから牛のイメージがまったく浮かんでこないのだ。そもそも年末年始は年賀状を書くような気分でも状態でもなかったから問題はなかったのだけど、心機一転2009年もスタートしたことだし、年賀状問題にも着手しなければならなくなった。牛なんて分からないのだよなあ、ほんと。まあいい、考え過ぎずに一発勝負だ。おいらの年賀状は完成度ではなく即興が売りなのだ。というわけで、こんなん出ました(笑)。おいらの心境のこもった絵柄になってしまったのは御愛嬌。そもそも牛なのかなあこれ。そもそも年賀状なのかなあこれ。