『とく富』(宇都宮市)- 蕎麦漫遊記4。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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前回の漫遊記3で最高の気分を味わったおいらは、平日に早速時間を作って、レイトショー観賞前に映画館を通り越して東へ東へと車を飛ばす。目指すは宇都宮市内の東の外れ、清原団地のちょい下、正真正銘の住宅街にひっそりと暖簾を出しておられる『とく富』さん。おいらの基本書「再訪そば処栃木の名店を歩く」に掲載されているお店です。中に入ると至ってシンプルな店内。夫婦で店を切り盛りしているようだ。夕飯時だけどお客はおいら一人。うーん、少し不安。メニューも至ってシンプル。その中から天せいろを注文して、到着を待つ。




注文の品。到着。喉越しのことを考えた細めの田舎そば。そば皮は見られるが、田舎そばと言うにはまだまだ白い。そば汁は甘く仕上げたかなり濃い田舎風で、コンセプトは一致。ここのそばは喉越しという意味では、細いし、田舎そばとうたっているだけあってつるつるしていて悪くないのだが、いかんせんそれだけな感じもしないでもない。


おいらは実は田舎そばというのがイマイチまだ掴めてないのだけど、田舎そばでよく思うのは、やっぱり田舎そば特有のつるつる感は、つなぎに一工夫しているから出るそれなわけで、つなぎをどうすると田舎そばのような食感になるのかは知らないが、田舎そばを食べていると、どうもまず先につなぎのことを舌がサーチし始めてしまう。


まだまだ蕎麦素人だから致し方ないが、この店はガソリン代を支払ってまで食べに行きたいとは思わないお店であった。うちの近所の昼飯によく使うそば屋よりはよっぽど美味いのだけど、今回は縁がなかったということで。そば湯、天ぷらともに特筆事項なし。


しかしラーメンの時と違って、一店舗一店舗☆だけでなくコメントつけていくとなると、結構しんどいかもね。とくに☆が低いとき。気をつかっちゃうなあ。まああれだね、素人だから正直に書くことからはぶれないように心掛けなければいけんね。申し訳ないし


【宇都宮】 とく富/天せいろ ☆☆★/そば湯 ☆★


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【素材情報】

そば粉:金砂郷(八溝山系)、北海道産八割

つ ゆ :本がえし/本ぶし

薬味:本わさび