あなたの全てを否定できたら 楽だったのにね… | Тама 公式ブログ 『泥沼に咲くコスモス』

あなたの全てを否定できたら 楽だったのにね…



2日前…


なんと、突然、

約2年半前に別れた元カノが、

僕の自宅へ、
会いにやって来た。


そう…

かつて、僕の人生を、
壊滅寸前にまで導いた、

あの、元カノである。

詳しく御存知ない方は、
元カノと別れた時に投稿した、

2014年4月3日のブログ記事(2本立て)を、

御参照いただきたい。


ここで、大事なことなので、
言っておかなくてはならないことがある--

元カノによって、当時、
人生が壊滅寸前に導かれたのは、
紛れもない事実であり、

過去の境遇を語るうえで、
史実として、そのエピソードを、
語ることはあるが、

僕は、彼女のことを、決して、
恨んでもいないし、
憎んでもいないし、

僕のことを好きになってくれて、
付き合ってくれたことには、
感謝しているし、

あんなにも元カノに対して、
一生懸命に尽くすことができたことや、
今までで一番優しい彼氏だったと言われたことを、
誇りに思っているし、

あれから、もう恋はしたくない、
しばらく一人で居たいと言って、

異性との出会いも、
恋愛も意図的に避けて、

元カノとの辛かった日々の末期、
心の支えになってくれた存在である、
乃木坂46(女性アイドルグループ)に、
今は夢中だから…なんて感じであったけれど、

最近になって、ようやく、
また自然と人を好きになることが、
できるようにもなってきたし、

元カノとの壮絶な日々を、
乗り越えた果てに、

確立できた、今の生活がある。


だから、僕は、
笑顔で、扉を開けて、

『よく来てくれたね』と、
彼女に、声をかけた。


彼女は、僕と別れてからも、
この約2年半、ずっと、

僕のブログを、
読んでくれていたらしく、

約1年前に僕が救急車で病院に運ばれて、
不治の病を患ったことを知り、

色々と落ち着いて、
ようやく時間ができた(後述)ため、

心配して、僕の元に、
会いに来たとのことであった。


再会は、約2年半振りだが、

奇しくも、付き合った期間も、
ちょうど2年半であったが、

長く付き合っていたわりには、

僕と元カノの共通の知人は、
誰一人存在しなくて、

元カノが何処の誰かという、
特定は誰にもできないので、

少しプライベートな内容を話してしまうが--


彼女は、僕と別れた後、
別の男性と付き合い、

すぐに、その男性のアパートで、
同棲することになったものの、

その男性に日頃から冷たくされ、
時には暴力も振るわれて、

その後、その男性との子どもを妊娠し、

すると、その男性は責任を取らずに、
彼女を同棲先から追い出し、逃亡し、

最終的に、彼女は実家に帰り、
その男性との子どもを出産し、

未婚シングルマザーとなり、

実家で親御さんの協力もありながら、
仕事復帰して働きながら、
女手一つで子育てをしているとのこと。


…衝撃的なエピソードであった。

僕もあれから相当な苦労をしたが、
もう、自分の苦労話なんて、
どうでもよく思えたくらいであった。

てっきり、もう元カノは、

新しい彼氏と結婚でもして、
結婚後に子どもでも産んで、

幸せな人生を送っているのだろうと、
思っていたので…

彼女は、なんと苦労したことだろう…

世の中には、酷い男がいるものだ。

同じ男として、とても悲しい。

女性の人権を、
こんなにも侵害する行為はない。

心も体も傷付けられて…
本当に可哀想でならない。


しかしながら、
どういった経緯であれ、

子どもが産まれることは、
めでたいことであるし、

僕と付き合っていた当時、

家に帰りたくないと言って、
僕がダメな日まで無理矢理に家に居座り、

仕事は数日で辞めるの繰り返しで働きもせず、
常に僕にお金を要求し、

僕の職場にまで、
仕事の邪魔をしてきたり、

無銭インターネットカフェや無銭タクシーや無銭カラオケを繰り返し、
僕を呼び出して、代金を支払わせたり、

深夜や早朝に呼鈴のピンポンを連打したり、
僕の住むマンションで喚いたりして、
近所にも迷惑をかけ、

僕の仕事や活動を妨害し、
日常生活すらままならない状況にまで追い込み、

既に過去に波瀾万丈あって、
苦労して再起した僕の人生を、
再び壊滅寸前に導き、

そんなになってまでも、
元カノを支え尽くした僕に、

暴言を吐いたり、
他の男と浮気みたいなことをしたりと、

他人に迷惑をかけてばかりで、
問題ばかり起こして、

最後は、それらの行動や言動を、
悪いとすら、申し訳ないとすら、
思わないようになってしまっていた、

そんな元カノが、

現在では、

ちゃんと家にも帰るようになり、
ちゃんと仕事も辞めることなく働いて、

親御さんの協力もありながら、
女手一つで、
立派に子育てをしていて、

彼女は、過去を反省して、
辛い目に遭って痛みが解るようになり、
ようやく変わることができたようで、

それは、決して、
不幸なことなんかではないであろう。


そんな日々に、全く休む間もなく、
ようやく時間ができたため、

ちょっとだけ親御さんに子どもさんを預け、
僕の元へ会いに来たとのことで、

そんな日々に、
遊ぶ暇もなかったようなので、

せっかく、こうして、
会いに来てくれたことだし、

過去のことは、さておいて、

一緒に飲みに行って、
その後はカラオケに行って、
最後は記念にプリクラを撮った。

約2年半振りの再会なのに、
何だか昨日会っていたかのように、

付き合っていた当時と、
変わらないかのように、

自然に楽しい時を過ごした。


帰り際、

また当時みたいに、
帰りたくないだのとか騒いで、
僕の家に居座ったりして…

…なんて、思っていたのだが、

『明日も仕事あるし、
子どももいるから』と言って、

ちゃんと帰っていき、

電話番号もメールアドレスも、
特に再交換することもなく、

それぞれ駅で別れて、

何だか僕の方が、少し寂しさを、
感じてしまったくらいであった(笑)


ただ、僕は、これで、
強く、確信した--

彼女は、本当に、
変わることができたんだなぁ…と。

当時、元カノに何度も裏切られ、
日常生活を妨害され、
人生を壊滅寸前に導かれ、

それでも元カノを見捨てずに、
受け止め、寄り添い、
一生懸命に、支えて、尽くした、

あの苦労は、決して、
無駄ではなかったし、

最終的に彼女と別れるという判断も、

僕にとってはもちろん、
彼女のためにも、

間違ってはいなかったのだと。


冒頭でも述べたとおり、

今回の再会に関係なく、

僕は、彼女のことを、
決して、全く、
恨んでなんかはいない。

しかしながら、
彼女には申し訳ないけれど、

過去の境遇などを語るうえで、
話の脈絡上、致し方なく、

これからも、
『元カノに人生壊滅寸前に導かれた』
…みたいな言い回しは、

“史実として述べる”ことは、
今後も、続くだろう。

例えるならば、
(世間の一般論として、)

過去の戦争で日本はアメリカを恨んでなんかいないし、
戦後文化の発展に影響を与えてくれた感謝はあるが、

教科書でなどで、
歴史を語るうえで、致し方なく、

戦時中にアメリカが日本に原爆を投下して、
多くの日本人が殺されたという、

史実を述べることと、同じように。


もちろん、それでも、
今なお、辛い気持ちはある。

それは、むしろ、
あれだけのことをされても、

元カノのことを、
恨んだり、憎んだりは、
できない存在だからこそ。

正直、逆に、いっそのこと、
元カノのことを、

恨むことができたなら、
憎むことができたなら、

全否定することが、
できる存在であったならば、

気持ち的には、そちらの方が、
楽であったかもしれない。

そうすれば、全部、
『元カノが悪い』で、
片付けることができたから。


しかしながら、僕は、
そんな元カノとの壮絶な日々を、
乗り越えることができたからこそ、

樹立することができた、

過去に壮絶な再起劇の果てに築き上げた、
再起後の人生を、護り抜き、

元カノの妨害で酷い辞め方をしてしまった、
前々職へのリベンジを、

前々職と同業他社である前職で、
実務経験を経て、専門資格を取得という形で果たし、

彼女と別れ、
新たな仕事に転職し、

止まっていた音楽活動や、
新たな政治活動をスタートさせ、

リベンジのために取得した専門資格も、
副業で活かせることになり、

そして、元カノとの辛かった日々の末期、
心の支えになってくれた存在である、
乃木坂46と共に歩んできた、

今の体制が、今の生活がある。

そして、彼女もまた、
過去の過ちを背負っているからこそ、

その後に、辛い目に遭ったり、
苦労したからこそ、

立派に、変わることができた。

そして、それぞれの道を、
それぞれが、歩んでいる。


今回の再会自体が、
天文学的なレベルでの奇跡であり、

もう二度と会うこともなかったのが、
今まで、当然のことであったように、

今後も、当然のように、
もう、二度と、
彼女と会うこともない。


女手一つで、
働きながらの子育てで忙しいのに、

僕の病気を心配して、
会いに来てくれて、

別れた後の辛かったエピソードを、
色々と話してくれて、

ありがとう。


彼女は未婚シングルマザーとなってしまい、

僕も波瀾万丈で壮絶な過去や不治の病も抱えて、

今後も、お互い、
非常に苦労する人生ではあると思うけれど、

それぞれの道で、
それぞれの幸せの形で、

それぞれの哲学で、
それぞれの世界観で、

それぞれの人生を、
歩んでいきましょう。


何度も同じ過ちを繰り返す人は、
さすがの僕でも、
評価しないし、嫌いだが、

一度、過ちを犯してしまい、
過去を背負って、反省して、
悔い改めて、やり直した人は、

一度も過ちを犯さなかった人よりも、

僕は、評価するし、
好きだから…


お互い、それぞれ、
頑張っていきましょう!

それでは、再び、
さようなら。




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