真相ポラリス
おとといは、
ロシアの戦勝記念日であったらしい。
そんなロシアと関係が深い朝鮮では、
昨日、金正恩・第一書記が、
新設の委員長に選出されたらしい。
そんなロシアのサハリン州の知事が、
北海道の知事と会談をするために、
今日、北海道を訪問なさったらしい。
そんな北海道の少数民族である、
アイヌ人の方々の生活や教育を支援する法整備を、
日本政府が検討方針として固めたらしい。
一方で、北海道内では、
戦争法案や原発再稼働など中央政府の暴走に、
反対するデモが相次いでいるらしい。
…いったい、なぜ、そんなに、
ロシアやら朝鮮やら、
北海道やらアイヌやらの、
情報に詳しいのか--
僕の日々のニュースの情報源、
それは…
『北海道新聞』である。
遠く離れた北の大地、
北海道の新聞ではあるが、
東京にも支社があり、
読むことができる。
僕は、元々、
別の新聞を読んでいた。
大学4年生の春に、
卒業研究に向けて、
あらゆる社会問題について考えるため、
新聞でも読もうと思い、
『東京民報』という、
地域ローカル紙を、読み始めた。
※2011年6月12日のブログ記事を御参照。
東京民報は、
週1のみの発刊で、
ページ数も4ページと少なく、
忙しい僕には読みやすく、
月額400円と安価で、
経済的にも負担がなく、
東京都の地域をメインにした情報が主で、
身近なニュースを知ることができ、
論調が政治的に左翼的で、
当時の僕には合っていたためだ。
その後、大学卒業後、
さらに視野を広げるため、
地域ローカル紙ではなく、
一般的な新聞を読もうと思い、
北海道新聞を、読み始めた。
読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、
日本経済新聞、産経新聞、
東京新聞、北海道新聞、沖縄タイムス、
しんぶん赤旗、聖教新聞…
数ある新聞の中から、
北海道新聞を選んだ理由--
北海道新聞は、
政治的な論調が、
極左と言われる、
沖縄タイムスほどではないが、
北海道新聞は、東京新聞と共に、
左翼新聞と言われることで有名な、
朝日新聞やしんぶん赤旗よりも、
さらに左側と言われていて、
現在、政治的に、
リベラル左派の僕には、
どちらかと言えば、
合っているため。
一方で、
さすが『朝日よりも左』と、
言われるだけあって、
この僕から見ても、
左に偏っていると思わせられるときもあるが、
全国紙にはない思い切った論調から、
常識に囚われない価値観を、
培っていくこともできるため。
想えば、北海道は、
民進党の、
旧・日本社会党(現・社会民主党)を離党して、
旧・民主党(現・民進党)の結党に参加した派閥の、
会長さんである、
横路孝弘・衆議院議員が、
通算で、衆院選12回、
約30年以上も、当選を続けている、
地盤であり、
それだけではなく、
なんと、横路さんが、
北海道知事であった時代も、
3期12年と、長らくあって、
政治においては、歴史的に、
横路さんを中心に、
民進党の旧・社会党系の派閥が、
非常に強い地域である。
新聞が左寄りで、
政治も左寄りになったのか、
その逆なのか、
因果関係はないのかはわからないが、
同じ旧・社会党の流れを汲む、
社民党系の護憲団体で、
政治運動をしている僕にとっては、
なかなか、羨ましい地域である。
こうした政治的論調の理由は、
以前の東京民報と、だいたい同じだ。
次に、購読は、基本的に、
月額100円で、
記事の要約が掲載されている、
公式ウェブサイトや、
1部50円で、
ページ数も朝刊の半分の、
夕刊がメインであり、
朝刊は、気になる記事があるときのみ、
個別で購入している程度のため、
安価で経済的に優しく、
時間がない僕にも読みやすいため。
これも、以前の東京民報と同じだ。
ここまでの理由であれば、
東京新聞でもいいはずだ。
ここからが、
北海道新聞でなくてはならない、
北海道新聞にしかない、
唯一無二の、この新聞の特徴--
まず、北海道という土地柄、
国境を接している、
ロシアに関するニュースが、
豊富であること。
旧・ソビエト時代から、
国境を接する極東地方をメインに、
ロシアのニュースに強く、
隣国でありながらも、
まだまだ近くて遠い国といった関係で、
情報があまり入ってこなかったり、
一般的な全国紙があまり報じないなか、
モスクワとユジノサハリンスクに自社支局を置き、
ロシアの情報を積極的に報道している、
貴重な新聞である。
また、土地柄、北海道の少数民族である、
アイヌ人の方々の人権問題なども、
頻繁に取り上げられたり、
最北の都道府県ということもあり、
厳しい冬の豪雪の気候や、
地方の農村や経済の問題などを、
目の当たりにさせられたり、
本州や西日本とは違った、
文化や風習などにも触れられ、
道外では全く話題にならないような、
ローカルな話題も取り上げられ、
色々と考えさせられたり、
知られざる道民の苦労や、
他地域とは違ったカルチャーから、
視野を広げることができ、
多様な価値観を、
培っていくことができるためである。
今後も、この北海道新聞を読み、
政治的に左派寄り目線でのニュース報道から、
リベラルなイデオロギーの下で、
様々な教養や知識を身につけ、
勉強し、学ぶとともに、
ロシアやアイヌや北海道のことなど、
一般的にあまり触れる機会のない話題に触れることで、
様々な社会問題などについて考え、
視野を広げ、
多様な価値観を、
培っていきたい。
そして、それを、
政治運動にも活かし、
戦後平和憲法を護り、
人権や福祉などを、
大切にしていきたい。
Android携帯からの投稿