悲しみの忘れさせ方 | Тама 公式ブログ 『泥沼に咲くコスモス』

悲しみの忘れさせ方



5日前、女性アイドルグループ、
乃木坂46の、

個別握手会に、参加してきた。


…女性アイドルに興味のない僕が、
唯一、例外的に、まさかの、

熱狂的ファンとなってしまった、
乃木坂46…


…ファンになった当初は、

メンバーの中でも、

松村沙友理さんが、

面白くて、可愛くて、
頭が良くて、独特なキャラで、
魅力や才能や個性も感じ、

優しくて、繊細で、時に病んでしまい、
少し闇を感じさせる部分も、
応援したいと思わせられ、

推しメンとして、
一番に応援していた。


しかしながら、1年前…

さゆりんは、重大な、
スキャンダルを、起こしてしまい、

さゆりんと一緒に責任を負うため、
僕は、さゆりん推しを、自粛…


…その後、昨年末のイベントにて、
さゆりんから、改めて、謝罪が行われたため、
さゆりん推し自粛は、解除したが、

グループ全体への想い入れも深まっていたため、
以降は、特定のメンバーを推しメンとすることなく、
全メンバーを平等に応援していくこととし、

さゆりんも、メンバーのうちの一人として、
平等に、応援してきた。


しかしながら…

…スキャンダル以降、非常に多くの、
さゆりんに対する、過剰な非難や誹謗中傷が、
これまで、続いてきて…

…心労からか、ついに、さゆりんは、
握手会の最中に、体調不良で倒れてしまい…

(※詳しくは、9月13日のブログ記事を御参照。)


…その後、さゆりんは、容態が悪化し、
病院へ救急搬送されたとのことで…

…755(トークアプリ)には、さゆりんから、
病室のベッドで、点滴を打っている、
自撮り写真が、投稿され…

…痛ましい姿の、さゆりんを見て、

僕の中で、さゆりんに対する、
強い想いが、一気に甦り…


…再び、さゆりんを、推しメンとして、
一番に、応援していくこととなり、

こうして、早速、握手会に参加し、

さゆりんに、直接、会って、
応援の言葉を伝えることにしたのであった。


今回の握手券は、さゆりんのみ、
なんと、10枚も、申し込み、

結果は、5枚、当選。

…半分は落選してしまったが、
逆に、嬉しかった…

…それだけ、さゆりんを応援してくれている、
たくさんのファンがいるということが…


会場は、奇遇なことに、約1年半前、
乃木坂46の握手会に初めて参加し、
さゆりんと初めて会った、パシフィコ横浜。

住んでいる東京・東北部からは、
少し遠い、神奈川県の横浜へ、
遥々と向かい、少し大変ではあったが、

今回も、桜木町から、ローカルなバスで、
混雑を避けて、会場へ行き、

個別握手会は、事前申込抽選制で、
メンバー・時間帯指定なので、
長時間待機や混雑もなく、快適に、

時間帯は、遅めの第4部からであったため、
のんびりと、参加。


今回は、前回、ミニライブ付き全国握手会に、
一緒に参加した友人も、参加したため、

会場で、友人と合流。

友人も、第4部からの参加ではあったが、
参加する握手会のメンバーは、違うため、

すぐに、一旦、解散。


握手会参加前に、グッズ販売に立ち寄り、

さゆりんの、全身アクリルキーホルダーを、購入し、

その後、握手会へ。


…さゆりんは、やはり心労からか、
最近、握手会を欠席してしまうことも多く、

今回も、心配していたのだが…

…何のアナウンスもないまま、長らく、
さゆりんは、姿を現さず…

…他のメンバーの握手券も持っている人は、
時間の都合もあり、さゆりんのレーンから、
一旦、退出することになったり、

待機列に並んでいる人達の中には、
(さゆりんに対してではなく、
何のアナウンスもないことに対して、)
少々、苛立っている様子も、感じられ、

殺伐とした雰囲気も漂ってしまい…

…不穏な空気のなか、40分遅れで、

さゆりんの、第4部の、
握手会は、開始した--


[1周目]
『夏に倒れちゃったみたいだけど、
体調、大丈夫?』
さゆりん
『はーい、大丈夫でーす』
『無理しないでねっ』
さゆりん
『はーい、ありがとうございますー』

…なんだか、体調が悪そうで、
握手をした際、手が冷たかった…

…そして、いつものような元気さも、
全く感じられず、心配になってしまい、

珍しく、機嫌も悪そうな様子で、
少し、怖さも感じてしまった…


[2周目]
『個人PV、良かったよー!』
さゆりん
『わぁ、ありがとう~』
『ガチャリンコー!』
さゆりん
『ガチャリンコ~』

…やはり、あまり元気ではなさそうではあったが、
穏やかな雰囲気の、可愛らしい笑顔で、

最新シングルCD初回盤附属DVD収録の、
特典映像の、個人PVで演じた、

『ガチャ子さん』のセリフを、
振り付きで、やってくれた。


[3周目]
『ドキュメンタリー映画、観たよ!』
さゆりん
『わぁ~、そうなんや~』
『あんなの観ちゃったら、
もう応援せずにはいられないよ~』
さゆりん
『あらぁ~、嬉しい~』
『5部も来るね!』
さゆりん
『待ってま~す』

…夏に上映された、ドキュメンタリー映画、
『悲しみの忘れ方』…

…映画も、感動的ではあったが、

同名の、エンディングテーマ曲も、
感動的なバラードナンバーであり、

さらに、後述するが、歌詞の中では、
さゆりんのことが、歌われているかのようで…

…非常に感動させられ、
より応援したくなったという想いを伝えた。


第4部が終了し、休憩時間。

…ここで、2期生の、渡辺みり愛さんの、

『生誕祭』が、行われた--


生誕祭とは、主に個別握手会の休憩時間に、
誕生日が近いメンバーを祝福する、
小さなイベントなのだが、

これを主催しているのは、
有志で集まった、各メンバーのファンによる、
“非公式”の、『生誕祭実行委員』であり、

公式な告知はなされないため、
いつ行われるのかは、わからないのだが、

今回は、Twitterで、
握手会の情報収集をしていたところ、

ちょうど、参加する時間帯の休憩時間に、
行われることを知ったため、

せっかくなので、友人と合流して、
第5部の入場待機列に並びながら、観覧。


生誕祭実行委員の方々によって、
装飾が施された、握手会レーンから、

グループ最年少であり、誕生日を迎えても、
まだ16歳という若さの、みり愛が登場。

観客一同、誕生日を祝う歌を合唱し、

同じ2期生で、3代目センターも務めた、
堀未央奈さんが登壇し、手紙を朗読。

最後に、みり愛から、挨拶。

グループ加入当初は中学生で、
現在も高校生になったばかりで、

学業と活動の両立が、
大変であったとのこと。

しかしながら、最年少なのに、

とても、しっかりとした挨拶で、
握手会も、慣れている感じで、

将来が楽しみなメンバーである。


休憩時間が終了し、第5部。

ここでは、さゆりんのレーンも、
時間通りに、開始した。

[4周目]
『ダンス上手くなったよね!』
さゆりん
『ほんまにー!やった~』
『次回のミニライブも楽しみしてるね!』
さゆりん
『ありがとう~、待ってる~』

引き続き、あまり元気はなさそうであったが、
落ち着いた雰囲気で、のんびりと会話ができ、

色々とあったけれど、反省して頑張った成果が、
ライヴパフォーマンスにも表れていて、

ファンにも伝わっていることを伝えると、
とても喜んでくれた。


[5周目]
『僕、何回か来たことあるんだけど…』
さゆりん
『あっ、ありがとうございま~す』
『…覚えてる?』
さゆりん
(無表情で)『はーい、覚えてます(棒読み)』
『また来るから、これからもよろしくねっ』
さゆりん
『ありがとう~、またね~』

…前回の握手会までは、
認知されていた僕であったが、

どうやら、忘れられてしまったようだ…

…心身の不調もあってか、
記憶もなくしてしまったのであろうか…

…再び記憶に刻めるように、

これから、また、よろしくねっ。


…こうして、握手会を終え、

友人と、再び合流し、

喫茶店で、乃木坂46について、
夜遅くまで、しみじみと語り合い、

しみじみと、帰っていったのであった。


…たしかに、さゆりんは、

重大なスキャンダルを、
起こしてしまったかもしれない。

しかしながら…

悩んでいたが故にとのことで、
病んでいたが故にであったし、

もう、ちゃんと、二度も、謝罪を行い、
逃げることなく、説明責任も果たし、
あれから、1年もの時も経ち、

過剰な批判や誹謗中傷が続き、
辛く困難な状況のなか、苦悩しながらも、

乃木坂46での活動で、償っていこうと、
反省をして、頑張ってきて…

…上達したダンスパフォーマンス、
生田絵梨花さんとのユニット曲(『無表情』)、
ドラマ等でのキャラが活かされた役柄の演技、

そして、取り戻してきた、笑顔…

…少しずつ、着実に、再起してきている。


そして、何があろうと、変わらない事実--

約1年半前…

当時に付き合っていた彼女によって、
再びの人生壊滅の危機に導かれ、

とても辛かった時、出会い、

ピュアで感傷的な世界観が、
元気をくれて、心の支えになってくれて、

人生と命を救ってくれた、

乃木坂46…

…その中でも、特に元気をくれたのが、
特に心の支えになってくれたのが、

さゆりんであったということ…


…辛かった時、苦しかった時、
心の支えになってくれた、さゆりんが、

辛い状況が続いているなか、苦しんでいる今、

今度は、僕が、さゆりんの、
支えになれるよう、応援していきたいし、

…僕も、過去に、凄惨な(第一次)転落人生に見舞われ、
人生再起に、苦労したので…

…一度、過ちを犯したり、失敗をしたりして、
その後、反省をして、やり直した人は、

一度も失敗をしなかった人よりも、

僕は、好きだから…


最後に…

夏に上映された、ドキュメンタリー映画の、
エンディングテーマ曲で、

最新シングルCDの、初回盤Type-Cに、
収録されている、カップリング曲、

『悲しみの忘れ方』…
(作詞:秋元康・作曲:近藤圭一)


…ただでさえ、涙なしでは聴けない、

悲しい過去や苦悩を抱えながらも、
少しずつ再起していく様子が歌われた、

感動的なバラードナンバーなのだが…


…この曲の、2番の歌詞は、

さゆりんのことを歌っていると、

個人的に、解釈している--


『その時のあの彼女は
自分の居場所 失くしてた

みんなとはぐれそうで心配をしたけど
探す声を聞いて道に戻った』

『悩んでたのは 私だけじゃないんだ
逃げ出そうとした何回も…

あきらめかけて 今日ちょっと頑張って
明日はそれ以上 頑張るのが希望だ』


…スキャンダルを起こしてしまい、
居場所を失くし、

乃木坂46に居る資格がないと去ることも考え、
みんなとはぐれそうになり…

…けれど、ファンの応援の声を聞いて、
乃木坂46で活動を続けていく道に戻って、

辛く困難な状況に、苦悩しながらも、
メンバー達と共に分かち合いながら、
諦めかけては、ちょっと頑張って…


…ちょっとずつ再起していく、さゆりんの、

“悲しみの忘れ方”に、
なっていきたい。




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