『奇跡』の『軌跡』 | Тама 公式ブログ 『泥沼に咲くコスモス』

『奇跡』の『軌跡』



今日(日付変更前)は、

女性アイドルグループ、
乃木坂46の、

ドキュメンタリー映画、
『悲しみの忘れ方』を、
鑑賞してきた。


実は、僕は、あまり、
映画館へ映画を観に行ったことがなく、

大学時代に、当時のアルバイト先の方々や、
当時の彼女に、誘われて行ったことはあったが、

個人的に映画館へ映画を観に行くのは、

当時、テレビで偶然、アニメ映画版を観て、
実写版も観てみたいと思い、観に行った、
『時をかける少女』という映画を、観に行って以来、

なんと、5年振り、人生で2回目…


…女性アイドルに興味のない僕が、
唯一、例外的に、まさかの、
乃木坂46の、ファンとなってしまい、

バラエティー番組や握手会など、
それまで興味がなかったコンテンツにも、
乃木坂46関連で、触れるようになり、

今回も、こうして、乃木坂46関連で、
僕にしては珍しく、映画館へ、
足を運ぶこととなった。


上映される映画館のうち、最寄りの、
(荒川区の)隣の足立区の、西新井にある、
TOHOシネマズ西新井にて、

枚数限定の、ランダム生写真付き前売券を、
発売日の朝から並んで、購入していたため、

当初は、西新井の映画館へ、
映画だけ観に行くつもりであった。


しかしながら…

公開初日に、映画の出演者、すなわち、
乃木坂46のメンバーが、登壇する、

“舞台挨拶”が、
何ヶ所かの映画館で行われることとなり、

そのうち、近隣地域である、千葉県の流山の、
TOHOシネマズ流山での、
舞台挨拶の登壇メンバーが、

松村沙友理さん、高山一実さん、星野みなみさんと、
なんと、僕が乃木坂ファンになった当初、
特に応援していた3名が、揃い、

さらに、5代目センターを務めた、
生田絵梨花さんも、加わるという、

個人的に嬉しい組み合わせであったため…


…ちょうど、公開初日ということで、
休暇も取得してあったので、

前売券は、後日、あまり混雑しない、
平日休みの日の昼間にでも、

西新井の映画館にて、
再鑑賞に使用することとして、

急遽、舞台挨拶付き映画鑑賞券を、購入し、

流山の映画館で、
舞台挨拶も鑑賞することに--


流山へは、

東京だが千葉県に隣接する地域の、
南千住からは、

常磐快速線で1駅隣の北千住で、
常磐新線に乗り換え、

僅か20分程度。


…あくまでも、映画の舞台挨拶なので、

必ずしも、観客が、
乃木坂ファンとは限らないのだが…

…舞台挨拶が始まり、メンバーが登壇すると、

多くの観客が、メンバーの名前が書かれた、
“推しメンタオル”を掲げ、メンバーの名前を叫び、
(※特に、いくちゃん推しのファン(笑))

かずみんが、持ちネタのギャグ、
『アメイジーング!』をやると、

観客一同、一斉に、
『アメイジーング!』…

…乃木坂ファンだらけであった(笑)


舞台挨拶では、司会者の方の質問に答える形式で、
メンバーが、映画の見所や感想などを語り、

さゆりんは自由で、かずみんは面白く、
みなみちゃんは可愛らしく、いくちゃんは上品で、

いつも通りの個性が表れているメンバーの姿を、
目の前で観ることができ、とても楽しかった。


舞台挨拶が終わると、

映画が、上映された--


※以下、若干の内容のネタバレあり。










ドキュメンタリー映画ということで、

乃木坂46の、グループとしての、
4年間の活動を、振り返る内容が、
メインかと思っていたのだが…

…今作では、グループでの活動のみならず、
メンバーの、グループ加入前や、

幼少期からの生い立ちまでをも、
振り返る内容となっており、

しかも、メンバーの生い立ちを語る、
ナレーションは、

なんと、生い立ちを身近で見てきた、
メンバーの、“母親”が、務めている。


そして、そのメンバーの生い立ちとは…

…『悲しみの忘れ方』だなんて、

アイドルのドキュメンタリー映画にしては、
重々しいタイトルだとは思っていたが…

…イジメを受けていたり、
不登校になってしまっていたり、

人間関係が苦手で、
いつも一人ぼっちであったり、

経済的に困窮し、
苦しい生活を送っていたり…

…まさに、とても悲しい、
暗い過去であった…


…そんなメンバーの生い立ちと共に、

グループとしての4年間の活動の、
波瀾万丈な日々も、

精神的な要因でメンバーが倒れてしまったり、
メンバー同士が泣きながら言い争っていたりなど、
シリアスな舞台裏や、

世間を騒がせてしまったスキャンダルなど、
なかったことにしたいような過去も、

包み隠さず、全て、
映像と共に、振り返られ…


…まさに、タイトルの通り、

メンバーの暗い過去から、
グループでの活動の波瀾万丈な日々まで、

様々な、悲しみが、

心の闇や苦悩を抱えながらも、

アイドルとして活動していくことによって、
苦労が報われていくことによって、

忘れられていくような、

軌跡が振り返られた、

非常に、感動的な、
ドキュメンタリー映画であった。


乃木坂メンバー、全37名、
デビュー後の卒業メンバーも含めると、
計48名のうち、

13名のメンバー以外は、映画には、
ほとんど、登場しなかったが、

映画の、“公式パンフレット”には、

全メンバーの、個人インタビュー記事が、
写真も交えて、掲載されており、

映画の中で登場したエピソードの、
より詳細な内容が語られた、
メンバーのインタビュー記事や、

メンバーだけではなく、
乃木坂46運営委員会・委員長の、
今野義雄さんのインタビュー記事や、

乃木坂46の活動の歴史なども、
図解も交えて、掲載されている。


…このように、乃木坂46は、
メンバーの多くが、

暗い過去や心の闇や苦悩を抱え、
困難な境遇に苦労しながらも、活動し、

自身のアイドルとしての個性や、
グループとしての世界観を、
創り上げていっている…


…だからこそ、

明るく元気な、一般的なアイドルとは、
少し違った、

ピュアで感傷的な世界観を、
表現できる。


…そして、そんな、乃木坂46と、

凄惨な(第一次)転落人生により、
何もかも全てを失い、

孤独で壮絶な人生再起劇の果て、
人生再起を成し遂げ、

人生再起後も波瀾万丈が続き、
困難な境遇に苦労しながらも、
個性的に生きてきた僕が、

当時に付き合っていた彼女によって、
再びの人生壊滅の危機(第二次転落人生)に導かれ、

とても辛かった、1年半前、

奇跡的に、出会い、

元気を貰い、心支えられ、

過酷な闘いに勝利し、
改めて再スタートし、

ファンとして、
共に楽しい日々を過ごしている…


これからも、

いや、これまで以上に、

乃木坂46を、
応援していきたい。


そして、お互い、
困難な境遇に苦労してきた者同士、

一緒に、悲しみを、
忘れていきましょう。




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