こんにちは。




前回からの続きです。




前回胎嚢確認をしてもらい、一週間後の4月12日は心拍を確認する日でした。




ここまでの日々、気が気じゃなく、夫も仕事で忙しくしており、不安をあまり口に出せずにいました。




仕事もスタッフが2人急に辞めてしまい、勤務変更や調整が大変でした。




職場で、唯一不妊治療の事を話していた友人から言われたのが「2人が辞めるの、移植してからで良かったよね」と。




その通りでした。




友人の言う通り、移植後にお2人辞められたので、何とかカバー出来ますしたが、移植前だった場合には、恐らく移植の時期を何ヶ月も遅らす事になっていたかも知れません。

そんな事、その時の私に出来たのでしょうか。





この時、妊娠した事はまだ友人には話していませんでしたが、はっきり物を言う彼女は、私にとって今も過去もとても心強い味方です。





話が逸れましたが、心拍確認の日は来ました。

夫がたまたま仕事が休みで付いて来れました。

胎嚢確認の時も、夜勤明けで寝ていないのに付いてきてくれたので、ありがたかったです。




心拍確認の当日、診察室に入って診察台に乗りいつもの様に先生の声を聞きながら、モニターをじっと見ていた私ですが、画像を見てもあまりわからず、とにかくじっと見つめていました。




すると先生が、




「tamaさん、これが袋ね。」と。




私も「はい」と返事をして、またじっと見ていました。




更に先生が、





「tamaさん袋のふちに見えるかな?パクパクしてるの。これ心臓ね。」と。





確かにパクパクと動く白い小さな物が確認出来ました。





そして、この時赤ちゃんは1人なんだなとはっきり分かりました。




2つの卵を移植しましたが、やはり1つは居なくなっていました。





私はお腹にきてくれた卵に、tamaちゃんとmaruちゃんと名前を付けていました。

tama maruちゃんは、2つから1つになったけど、頑張って育っていました。




ありがとう。

tama maruちゃん。

そう伝えました。






これからも頑張ろうねと。





この日、頂いた用紙にはGS17.7mm。

CRL2.7。心拍+と記載してありました。




診察後、夫に心拍の確認が出来たことをそっと伝えました。





うん。と頷いた夫。





いつも呑気だけど、お互いの心の中で良かったと。





そして、先生から次回4月24日に来てもらったら、そこで病院は卒業ですと伝えられました。



卒業まで必ずお薬は続けてねと。




まだもう少し、お薬を続けて行く事となりました。