水星がてんびん座を移動中です。
てんびん座の水星について、
お話したいと思います。
~てんびん座の水星~
てんびん座に入った水星は、
論理的で公平な判断を行います。
周り(両サイド)の意見に耳を傾けて中立を保ちつつ、
あらゆる情報を客観的に見たうえで
物事を比較検討しようとします。
どのような相手とも
分け隔てなく対等にコミュニケートするため、
水星の分野である商才を“交渉”というカタチで発揮できます。
風サインらしく様々なタイプの人と
広く友好的にかかわるセンスがあり、
知的で議論や交渉を好みます。
会談、対話、仲裁や、
人と人との橋渡しに長けた水星になるでしょう。
そのぶん、明確に立場や意見の表明をすることを避け
他者の主張に賛同することで
自身の客観性を維持します。
人の意見・主張に頼った判断となるわけですネ。
自分の考えにこだわり、
それをつきつめることは不得手です。
(公平な知性=偏ることを避ける)
~てんびん座の水星の使い方(トランジットの活用)~
てんびん座では水星の注意力や理解力が
自分の周りにいる“人”の表情や様子を読むことに使われますので、
会話のセンス、社交のセンスに磨きをかける良い機会になるでしょう。
・交渉術など戦略的なコミュニケーションスキルの獲得
・皆が会話に加われるように“分かち合いの会話”を意識する
・他者の話を聞くことに楽しみを見出す
・まず迎合してみる(他の考え方に触れ相手の立場にたってみる)
・聞き役に徹してみる、聞き上手になる
また、ネイタルのてんびん座のハウスに合わせて
水星を発展させる場所を選ぶのもイイですネ。
例:3ハウス→通信手段を使った方法
~ネイタルの水星がてんびん座~
円卓に座って会話ができることを理想とする水星です。
話題や会話のペースに神経をつかい、
誰かが会話の輪から漏れないように務めます。
他者の意見・考えに気を配るため
自分の本音を見失うこともしばしばです。
主張を大切にするサインや
感情的・情緒的なサインの水星からは、
この気遣いの真意は理解され難いでしょう。
てんびん座の水星にとって
他者の“意見・考え”は甲乙つけがたく、
頭が冴えているときは
その公平さを戦略的に活かすことができますが、
冴えないときは
周りの意見に振り回されて優柔不断になるでしょう。
今回の水星回帰では、
・おうし座天王星と150度
・やぎ座土星・冥王星と90度
・いて座木星と60度
上のいずれかの角度を形成する人がいると思います。
次の回帰までの水星の発展の仕方やムード、
立ち現われる可能性のある水星の領域の課題性などを
思いつく限りでいいので挙げておくと良いと思います。
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