本 英語を学ぶのは40歳からがいい | なにげない日々の風景。

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英語を学ぶのは40歳からがいい 

3つの習慣で力がつく驚異の勉強法  菊間ひろみ

        幻冬舎新書  定価760円



この本は英語学習の指南書としては最高でした。

社内公用語だとか全員に強制、というのは私はどうも反発を感じるのですが

外国語を学びたい人はどんどんやったらいいと思います。

英語に限らずドイツ語でもイタリア語でも中国語でもマイナーな言語でも!

その国の文化も覗けて大いに刺激になりますよね。


本書を読んでうなずくこと多かったです。




-英語を始めるのはなぜ40歳からがいいのか。


暗に小学校英語教育に疑問が投げかけられているとも感じました。

大人になってから学ぶ場合はモチベーションが全然違いますよね。集中力も全く違います。

年齢がいった人は言語のやりとりに不可欠な人生経験の豊富さや知識が段違いにあります。

ハローハワユだけでしゃべりたいことがなかったら会話になりませんしね。



-英語力が飛躍的に伸びる3つの習慣。


必要な3つのこと、音読、多読、表現を覚える。


これらの3つことがいかに大事か。そんなに難しいことではないと思います。

特に多読は大事だと思います。

読む、といってもいきなり英字新聞などは嫌になりますので

最初は本当に簡単なものからやると良いと思います。子ども向けですとか辞書なしで読めるものなど。

個人的にPenguin readersやOxford、Cambridgeから出てる簡単な薄いラダーブックは本当にオススメです。

英文の読みやすさとしては Cambridge>Penguin>Oxford だなと感じました。

私が実際にやったのはレベル2あたりから読み始め、レベル6までとにかく毎日読み続け、

最低4,50冊は読むようにするのです。(レベル1からでももちろん良いと思います)

その後、シドニーシェルダンの原書等好きなジャンルを何冊も読むようにする。

わからない単語があっても調べずに予想しながら読み進めます。

そしたら英文に対する抵抗がなくなっています。これホントです。一度試してみて!

でも読まなくなったらまた抵抗がでてきますのであしからず。



-絶対にやってはいけない英語勉強法。


toeicの問題を解かない、リスニング問題をやらない、受験勉強は忘れるとあります。

しかし文法を軽視するなとあります。

最近は文法を軽視している風潮ありますが文法はやっぱり大事とのことです。作文時に困るからです。

本書では日本語版マーフィーのケンブリッジ英文法が薦められてありますが

私はこれを洋書のままでやるのがいいと思ってます。

私が今使っているのはCambridge Grammar in USEです。初級中級上級があります。



その他、日本人がもっとも間違いやすい表現や、文中でのリエゾンなどもっともっと多くの例文や

もっと詳しく知りたい、と思いました。


いくつになっても英語をやりたい、と思っている人には断然オススメできる本です。