気づきの瞑想で得た苦しまない生き方
カンポン・トーンブンヌム 著
佼成出版社 定価 1400円
以前、この本のことについて書いたことあるかもしれませんが再びの紹介です。
この本は本当に良かったです。2回読んで今また読んでいます。
気づきの瞑想をやろうとしている人ややっている人にも
オススメです。ほんと、どんな人にもおすすめです。
事故やケガ、あるいは病気で体の自由がきかない人には
とくにおすすめの本だと思いました。
私もいつなんどき病気やケガに見舞われるかわからないですが
こういう気づきの生き方をすればいいんだ、と思えました。
気づきの瞑想って時間をとる必要もなくいつでもどこでもできますからね。
著者はケガで体の自由がきかなくなり最初は絶望と苦しみだけの日々でしたが
気づきの瞑想を始め著者自身がどんどん変わってゆきます。
その訓練を積むごとに見えてきた心境、状態がうらやましくもありすばらしいです。
気づきの瞑想がいかにすばらしいものかが記されてあります。
どんな悲しみも苦しみもそれイコール自分、ではなく
あくまで心というスペースに起こる状態にすぎないということ。
気づきの瞑想により「苦しむ人」ではなく、「苦しみを観る人」になることができ、
苦しむ体や心と「自分」とは完全に切り離すことができる、とあります。
どんなことでも苦しみや悲しみと一体化するなんてつらいですからね。
2012年、何が起こっても大丈夫なように私もぜひここまでなりたいと思える一冊です。
人生でやるべき一番のことはこれだな、と思えます。
「気づきの瞑想」で得た苦しまない生き方
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カンポン・トーンブンヌム 上田 紀行
佼成出版社
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